「筋肉は裏切らない」という言葉を聞いたことがある。

人間はいつか裏切ることがあるからだろうか、たとえ裏切られたとしても人を信じることのできる人間でありたい。

 

目を覚まして、何気なくテレビをつけると高級焼肉店で鬼龍院翔、武田真治、綾小路翔が焼肉を囲んで話をしていた。ボクらの時代だ。

ゴールデンボンバーにハマった青年期がある、めちゃイケにハマった少年期がある、氣志團にハマった思春期がある僕としては、これは見なきゃいかんとテレビの前に正座して見た。

 

 

 

 

キリショーは実は僕らの先輩である東京NSC9期生だ。しずるさんらと同期であり、しずるの池田さんの元相方でもある。しずるさんといえば、僕がNSCに入学する前に読みこれから始まる日々を夢想するきっかけになった本こそしずる著「しずかにながるる」だった。

キリショーは同期の天才たちを見てお笑いでの挫折を味わい、その次にやりたいと思った音楽の道を選んだ。そして、当時の大失恋でもう死のうかなと思った時に、「それならば、もう死ぬつもりでやろう」と思い、飯を食う間も寝る間も惜しんで音楽に没頭して、今の成功を掴み取ったのだという。努力する人はいつだって大好きだし、とても尊敬できる。自分もそんな人になりたい。

 

武田真治さんは、20代後半まで挫折を味わったこともなく、すべて自分の思い通り、むしろ望んだ以上のことが起きるような人生であったらしい。やはりそんな人もいるんだな。

だが、ある時に病気を患うと共に挫折を味わい、実家に引きこもるようになってしまったそうだ。そんな時に始めたのが体を鍛えることだったそうだ。今では筋肉キャラで有名な武田真治さんだが、若い頃はフツーのイケメンだったことを思い出す。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉があるように(なんか誤訳という説もあるけど)、体を鍛えることは心にもいいことらしい。スポーツをしている人は爽やかで健康的でポジティブなイメージもある。自分が真逆のばちばち文化系だったこともあってスポーツマンへの憧れもある。スポーツっていいものやねん。多分。

 

ということで、この新型コロナウイルスでの自粛期間に、また筋トレを始めた。

今から8年前、当時は東日本大震災の直後で現状と近いような自粛ムードや暗い世の中だった。当時、夢を追って上京したばかりの僕は、毎日欠かさず筋トレをしていた。自分の未来のためだ。1年以上は続いたと思う。

だが、気づけくとやらなくなっていた。そして、また始めようと思う。理由は単純だ。太ったからだ。。。おそらく当時より7kg以上太ったんではないか。やばい。

あ、でも本当の理由はそれだけじゃなくて、体力をつけたいのもある。もうなんだかんだいい年だし、若くなくなってくるからね。いつまでも若くいたいじゃないですか。心も体も。

だので自粛期間が終わる頃には、心も体も強くなって復活したいもんです。

 

頑張ります。頑張ろう。無理せずに、耐えましょう。

 

最後に、武田真治さんが言っていた。

「絶望は何も生まない。

 他の感情は何らかの原動力になるが、

 絶望は何も生み出さない。」

 

絶望なんかしたくない。

絶望なんかしちゃだめだ。

多分、希望はある。

絶対、希望はある。

希望を絶つんじゃなくて、

絶対に希望は捨てないで生きてく。

 

 

そんなことを思いながら、

今日もチョコレートを貪り食っている。

 

早く焼肉に行ける世界が来るようにマジ願う。

焼肉行きたい。。。。

 

 

追記:

あ、翔やんは相変わらず翔やんだった。