【花粉症】

ある種の花粉を吸入するためにおきるアレルギー性炎症。鼻炎・くしゃみ・喘息・結膜炎などを伴う。春のスギ・ヒノキ、初夏のオオアワガエリ、秋のブタクサ・ヨモギなどの花粉が原因となる。

~広辞苑より~

 

なりたくない病気トップ5のひとつである。

 

 

この時期になるといつも街にはマスクをする人が増える。私も冬が近づいてくると終始マスクマンに変身するのだが、花粉症ではなく風邪予防のためだ(体が実に弱い)。

花粉症の人の話を聞くと、大変そうだなあと思う。目も鼻も水浸しだ。何にも手がつかなくなるくらい大変なんだろう、もし自分が花粉症だったらと思うとゾッとする。花粉症じゃなくて良かった。

 

 

しかし、恐ろしいことに花粉症というのは、いつどこで発症するか分からない病気らしいのだ。今まで花粉症でなかったとしても、「今シーズンからあなたも仲間入りです!ようこそ花粉症生活へ」と花粉のびっしりついた花のレイ(首飾り)を首にかけられる時が来るというのである。(誰に?)

 

一説によると、人それぞれの体内にコップのようなものがあり、様々な別の要因も積み重なってそのコップが花粉で満タンになって溢れ出た瞬間に花粉症が発症するというのだ。人それぞれのコップの大きさは違うので、花粉症が発症する時期は人によって違うらしい。4才で発症する人もいれば30歳になって初めて発症する人もいるということだ。まあ俗説なので本当かどうかは定かではない。

 

にしてもそんなん言われたらこわいやーん。なりたくないやーん。やだよー。花粉シャットアウトしたいよぉ。俺のコップの中の花粉リセットしたいよー!

 

 

と言いつつも、実は私の生まれ育った実家は超ド田舎にあり、というか超山奥にある。前を見ても後ろを見ても山なのだ。樹々が生い茂りまくっている故、花粉なんか飛びまくりの状態である。そんな花粉パラダイスの中で育った私が、今まで花粉症になっていないのだから、もう発症することなどないであろう。田舎っぺ舐めんな!

 

あー、良かった。

もう花粉症の恐怖に怯えなくて済むのだ。

 

花粉症を引き起こす要因には食生活や生活習慣もあるらしいが、遺伝的アレルギー体質であることが主な原因にあるらしい。

それならばなおさらド田舎在住の家庭で生まれた私には無縁の話だなと思っていた矢先、ある一件のLINEで衝撃の事実が判明した。

 

 

母親が花粉症だったということが判明。しかも毎年ちゃんと薬までもらっているらしい。重症じゃねえか。

そして妹もアレルギー検査の反応は出なかったものの、この時期になるとくしゃみと鼻水に悩まされていて、かれこれ10年以上薬も飲んでいるらしい…。

 

 

え、もしや、花粉サラブレッド?????

ひゃーーーーーーーーーーーー!!!!!