お盆真っ只中、いわゆるド盆ですね。
リオオリンピックが熱いこの頃ですが、朝夜はめっきり涼しくなってきて、もう夏の終わりかななんて感じています。思わず森山直太朗の「夏の終わり」を聴いてしまいました。早いなあ。
一週間ぶりの休日になったので、何をしようかなと思い。見に行きたい個展がいつものごとく溜まっていたので、行けるところまで行ってみようと思い立ち、オリンピックに後ろ髪引かれながら家を出ました。
『でんぱ組.inc相沢梨紗キュレーションによる美術展ーメメー』
[image:10]
[image:11]
でんぱ組.incが好き!というよりは、お目当ては好きな作家の原田ちあきさん。ですが、昔からでんぱ組.incも好きでしたし、最近はりさちーが好きなメンバーになりつつあったので両得&もうすぐ終了するということで。
[image:2]
[image:12]
[image:3]
[image:4]
[image:5]
[image:6]
[image:7]
[image:8]
[image:9]
いやー、やっぱ原田ちあき最高。という感想が一番。新作や見たことない絵もあって、感無量でした。
[image:23]
会場も、古い民家って感じのところで雰囲気良かったです。畳!天窓から差し込む光!
[image:13]
[image:14]
[image:15]
[image:16]
[image:17]
[image:18]
[image:19]
[image:20]
[image:21]
[image:22]
相沢梨紗さんの写真もたくさんあったんですが、美しいなー。こりゃ推し変っすね。
テーマは「モノノケ」らしく不気味な中にも妖艶さがあったり、狐の影の写真が好きでした。
[image:24]
[image:25]
[image:26]
[image:27]
[image:28]
[image:29]
[image:30]
[image:31]
そして、甘木歯四さんという作家を初めて見たのですが、ああああ良かった。
[image:32]
『hima://KAWAGOE「KIMOCHI feel so good夏」』
[image:33]
[image:34]
[image:35]
[image:36]
[image:37]
[image:38]
hima://KAWAGOEさんの個展。キモチイイ青っすねー。
輝きと儚さが共存している感じ、やっぱり好きです。
[image:39]
[image:40]
ドローイング集も買えました。僕も似顔絵描いて欲しい。。。
『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』
[image:41]
これ密かに行きたかった奴なんですが、人がめちゃくちゃ多いという噂。そしてド盆。予想通りの大混雑でした。ヒョエー。
重要文化財や国宝がたくさん展示されていたんですが、葛飾北斎の天狗が見れなかったの残念ー。7月までだった。
妖怪ウォッチのように昔から病気や悪い事など何事も妖怪のせいだと言われていたようで…蟯虫ってあるじゃないですか、ギョウ虫検査とかあったじゃないですか、その蟯虫が〔人の密かに抱える欲望を閻魔大王に告げ口する〕って書いてあったのが、そんな大した奴だったのかと驚きましたね。
たくさんの妖怪の絵を見たんですが、妖怪って本当にユニークな見た目のものが多くて今の漫画やアニメのキャラクターデザインの元になってる感じがするなーと思いました。妖怪って怖いというより、かわいいだったり、面白い見た目が多いです。
そんな妖怪とは違って、途中から幽霊絵のパートもあったのですが、幽霊はちゃんと怖いですね。
あの幽霊独特の薄い感じというか、透け感、透けている感じを絵で表現していたのはとても凄かった。本当に薄ーく描いてあって。本物の霊がそこにいる感じがした。
円山応挙「幽霊図」がすごくて。本当に怖かった。薄ーく描かれていて、しかも口元に血がついてるんですが。その血は作者の朱印(作者が最後に押す名前の判子)というオシャレな演出。クーーー。くーちゃん。
秀峰「雪女」は本当に美人でした。
「野晒しに幽霊」は、着物の柄も綺麗に描かれていて、そして足元に転がる髑髏(しゃれこうべ)の存在感たるや!素晴らしい!
また妖怪に戻るんですが、見てて思ったのは妖怪のイメージって、蜘蛛多いな。ってこと。何か関係あるのかな。土蜘蛛?
地獄パートもあったんですが、そこ見てたら、また「TOO YOUNG TOO DIE 若くして死ぬ」を見たくなったなー。
最後は現代の妖怪ってことで、妖怪ウォッチのパート。ん?現代の妖怪を語る上で大事な人を忘れてやいませんか???という思いを残しつつ。。。
ジバニャンのボツ案が、いろいろかわいかったっすねー。
てか、USAピョンて何?誰?
[image:47]
[image:48]
大妖怪展を見終わった後は、常設展も見たのですが、いやでけー!さすが江戸東京博物館!一瞬で江戸の町中にタイムスリップしたようでした。そして常設展の中で見たかった幽霊展へ。
『伊藤晴雨 幽霊画展』
大妖怪展でも思ったんですが、妖怪も好きだけど幽霊の絵の方が作品としては好きかも~。本当に怖いし、霊が乗り移ってる感じがする。
「猫の怪談」猫と樽の組み合わせ良かった。
「姑獲鳥」羽根が綺麗~。
「川で蘇る亡霊」え?富樫が描いた死体?
「東海道四谷怪談 深川三角屋敷の場」長い手がグーン
「位牌を持つ幽霊」躍動感、素早さ
「海坊主」さらなる素早さ、シュッッ
「累の盆灯籠」顔映る灯篭が怖い
「毒婦小松」狼にくわえられる生首、残酷絵
「滝夜叉姫」ダークヒロインって響きがかっこいい、蝦蟇(カエル)をつれてるところも
「盂蘭盆会の亡者」現代シュール漫画に近い構図?ん、どこで見たような
「真景累ヶ淵」鎌に残る髪や血の生々しさ
「髑髏と蛇」石ノ森章太郎のスカルマンみたいだー
[image:42]
[image:43]
[image:44]
[image:45]
[image:46]
幽霊いいねー。
[image:49]
[image:50]
[image:51]
[image:52]
[image:53]
『水木しげるのGeGeGe大妖界』
[image:55]
いや、現代の妖怪で水木しげるを忘れるとかありえないでっしょ!ということで、こちらにも来ました。期間が被ってたから、大妖怪展の方には水木色0だったのかな?
[image:56]
[image:57]
[image:58]
[image:59]
[image:60]
[image:61]
[image:62]
[image:63]
[image:64]
[image:65]
[image:66]
[image:67]
[image:68]
[image:69]
[image:70]
[image:71]
[image:72]
[image:73]
ええとね、最初はゲゲゲの鬼太郎の作品が並んだかわいい個展と思ってたんですよー。もちろんそのパートもあったんですが。(〔鬼太郎大百科〕)
一番怖いわ!!!!!!!!!
大の大人でもマジでビビる怖さがありました。恐るべし水木しげる。
〔日本の妖怪たち〕までは、余裕で観れたんですが。
[image:74]
[image:75]
[image:76]
[image:77]
[image:78]
[image:79]
[image:80]
[image:81]
[image:82]
〔妖怪屋敷〕〔妖怪の森〕に入っていくと、周りも薄暗いし、実物大の妖怪たちがどんどん出てくるし、てか動くし!!!!
[image:83]
[image:84]
[image:85]
[image:86]
[image:87]
[image:88]
[image:89]
[image:90]
[image:91]
[image:92]
[image:93]
[image:94]
[image:95]
[image:96]
[image:97]
[image:98]
[image:99]
[image:100]
[image:101]
[image:102]
[image:103]
[image:104]
マジで声出してしまうぐらいの恐怖ですよ。
その後の〔冥界ワールドツアー〕では、各国の死生観や死後の考え方などが見れてとても興味深かった。
[image:105]
[image:106]
[image:107]
[image:108]
[image:109]
[image:110]
[image:111]
[image:112]
[image:113]
[image:114]
[image:115]
[image:116]
[image:117]
[image:118]
[image:119]
[image:120]
にしても最後まで驚きがいっぱい。
正直舐めてましたが、かなり楽しめましたよ。
[image:121]
[image:123]
という感じで、ド盆の最中に、4分の3が妖怪(物の怪)テーマという「妖怪キャノンボール」してきましたよ。
いやー、楽しかったけど…疲れたぴー。
これも妖怪のせいかな??