【株式会社 令和】
すごくありそうだ。お惣菜とか冷凍食品の会社名にありそうだ。いかにもありそうだ。
そんなことはさておき、新しい元号が決まった。「令和」である。
それを聞いた感想は、「え?なんか被ってんじゃん。ミスってんじゃん」であった。しかし、数分後に我に返って気づいた。ミスってんのは自分の方であった。
なぜか、今の元号を「平成」ではなく「平和」と勘違いしていたのだ。「◯EIWAってほぼ一緒じゃん」なんて標準語でのんきに苦言を呈していた自分こそ平和ボケしていたHey! Say! 野郎であった。
ーーー(ここまでほぼ無意味)ーーー
元号が変わることで、みんな盛り上がっている。まぁ分からなくもない。
少なからずみんな日常に変化を求めているのだろうか。それだったら非日常大好き人間であるのでめちゃくちゃ共感のキョウちゃんである。
だが、そんなことはなくて、ただのマジ卍なのかもしれない。ウェイウェイと盛り上がりたいだけなのかも。
昭和から平成に変わった瞬間のことを知らないので、今月末から来月頭にかけてのRei! Wa! JUMPを経験できることに関しては少し楽しみでもある。
まぁ、特に何も変わらないのであろうが。変わる瞬間だけを見れば20世紀から21世紀になったとて何も変わらない(ように思える)ので致し方ないことではある。
元号が変わることで、変わることがある。それぞれの時代の寵児である。
昭和の人気者にとって変わる人物やそれに近い人物が現れると、平成の〇〇なんて呼ばれるアレだ。平成の石原裕次郎とかも存在していたはず。
言い方はちがうが、かの椎名林檎も曲の中で「現代のシド・ビシャスに手錠かけられるのは只あたしだけ」なんて歌っていたっけ。
さて今回の議題は、「自分は一体、令和の何になれるだろうか」ということだ。
知り合いの中には令和の〇〇になれそうな人物もいる(きっと彼は令和の稲川淳二になりうるし、彼らは令和のHIKAKINにもなりうる)が、時代を作った先駆者や寵児にとって代われる何者かになるのは至難の技だ。
だが、この令和に変わるタイミングであればそのチャンスはなくもない。
なぜなら言ったもん勝ちだからだ。最初に自称すればいいのだ。言い出しっぺの勝ちである。(異論は認める)
令和の何になれるだろうか。
令和のSMAP…
まずこの名前を出してしまったことを謝罪したい。きっとそう呼ばれる人たちは他に候補者がいるし、むしろそう呼べる人なんて一生現れないかもしれない。
令和のhide…
hideは元々未来から来た人の説があるから、これはないな。
まずもって、少しくらいは自分が持っている性質や特技が時代の寵児と同じものでなければならない。
ここで自分のステータスを見返す。。。絶望。
令和のクソサブカル野郎!
お、お、お!これならいけるか。。
(そもそも平成のクソサブカル野郎なんていたのか?)
いや、待て。求めていたのはこんな悪口みたいなものじゃないはずだ。
もっとこう、みんなに愛される存在でありたい。みんなのすぐそばにあって、老若男女から愛されるような存在。
そうだ、からあげだ!みんな大好きからあげだ!
(その昔、同期芸人の「からあげ、大好きー!」というギャグもあったし)
令和のからあげ…
あれ、冷凍食品みたいになったゾ。
その刹那、何者かの大いなる力によって、そのまま冷凍保存されていく私の体。
氷ゆく肉体に遠のく意識の中で、我思う「令和の次の…年号で…また会おう」
令和のナニコレ珍百景ここにあり!
は?