最近ばったばたしていて、ブログ書けてなかった!
失礼しました。

今朝は、夜に雨が降ったみたいですね。いつも見れる朝焼けがみれなくてちょっと寂しいですが、

元気です。

おはよーございます!micahです。


さてさて、ここ最近、社会貢献についてかなりたくさんの情報をゲットしてました。

難民映画祭に行ったりとか、グローバルフェスタに行ったりとか。

で、おとといが難民映画祭の最後の日だったんですね。

それで、とっても気になっていた映画が上映されるというので行ってきました。

見てきたのは、

「ジェニンの心」

という映画。

パレスチナのジェニンという場所で、おもちゃの銃で遊んでいた男の子が、イスラエルの兵士が本物の銃を持っていると勘違いして、銃殺してしまったんです。
悲しみにくれるなか、彼のお父さんは、臓器提供を決意。そしてその臓器は、イスラエルの子供たちや、ユダヤ人の女の子など、、、普段対立関係にある子供たちなどに提供されていきました。

複雑な心境の中、普段なかなか通してもらえないゲートをなんとか通過して、提供した子供のところへ、お父さんが会いに行くというお話。


まず、本当に素晴らしい映画でした。

お父さんのイスマイルさんは、本当に心優しい方なんだなというのが溢れていたし、臓器を提供した子供を見つめる瞳が、まるで自分の子供を見るようでした。

それに、普通なら、敵対関係にあるところの子供は、見殺しになってしまうんだろうに、
「同じ人間なんだから」
という気持ちにちゃんと従って、提供することを決意したことは、本当に勇敢だと思いました。

提供されたことによって、その提供先の家族も、とまどいながらも、
イスマイルさんの気持ちに共鳴しながら、宗教や人種の壁を超えて、お互いを「同じ人間として」仲良くなって行く姿も素晴らしかった。

本当に、紛争や、戦争など、この世界で起こっている悲しい事の解決方法が、この映画の中につまっている気がしました。

「同じ人間なんだから」

本当にその通りです。改めて、心に深く刻めました。


さて、この映画を見た日は監督さんが来ていて、色々お話もしてくださって。

一番印象に残ったのは、

イスラエルからパレスチナに行こうとすると、あまりにもたくさんの人があそこは危ないから行くな、という。けれど、どうだろう?映画を見てわかっていただけたと思うが、パレスチナは素晴らしい町だ、とおっしゃっていました。

また、この作品の中でもわかるのですが、イスマイルさんは今、ジェニンで子供を支援する施設をイタリアの支援を受けながら運営しているんですね。

で、今その施設運営のための支援金を募っています。というのも、子供の数も200人以上であるし、このパレスチナには仕事もほぼ無い。
けれども子供の中には病気の子も多い。手術をさせないといけない。。。
などなど。

一個ね、監督さんが行っていたのだけど、

映画は、見る人の心に色々な感情を与えて「よかった」と思わせる事はできても、

直接この映画に出ている人たちの生活そのものを変えるチカラは無いんだ。だから、支援金を募っているんです、と。
支援していただいて、とはいえ、ただ助けてもらうのではなく、ジェニンの人たちと支援してくれる人たち双方でジェニンを変えて行きたいんだとおっしゃってました。

このイスマイルさんのお話は逐一ニュースで放送されていたそうなので、すごくこの地域では有名な話なんですね。
そして、みんな理解してくれているし、彼を尊敬している。そういう人たちがいる場所だからこそ、大きく考えてしまえば、世界の平和に欠かせない存在になりそうな気がします。

ご興味あるかた、ぜひ映画を見ていただきたいと思うし、ジェニンのイスマイルさんの施設の支援もよろしくお願いしますね。

↓映画詳細&寄付
http://www.cinemajenin.com/cj/