上映会の言い出しっぺ、プロジェクトの実行副委員長・菊池奈保子です。
現在 民放テレビドラマで放送されている『コウノドリ』、
みなさん観てますか?
これは 横浜市にある神奈川県立こども医療センターがモデルになっているそうです。
特に難しい病気などを扱うこちらの病院から、
徒歩5分のところにリラのいえ、という
入院中のお子さんのご家族や一時退院など
患者のお子さんご本人のための宿泊施設があります。
今回私が、
「難病のお子さんを題材にした映画の自主上映会を開催して
多くの方に観てもらいたい。」
その想いを持つことになった理由の1つに、
今 自分が知らないことを知ることで広がる世界がある
ということがありました。
逆にいうと、
ただ知らないから、理解が難しくなっている現実がある
ということなんです。
このプロジェクトが立ち上がったとき、そんな想いを、理解を、少しでも深めたい。
という気持ちの中、 話題に出てきたのが
子ども医療センターであり リラのいえでした。
実行委員の私たちが、例えばこの、地元にある施設について
運営者さんや利用者さんについて
知ってみよう!
どのような想いで このリラのいえが運営されているのか
お話をうかがおう!
と連絡したところ、
快く見学を受け入れてくださり
10月の穏やかな日、実行委員メンバー数人でお邪魔しました。
入った瞬間に感じたのは
暖かい日差しがさしこむなんとも暖かい空間でした。
木材をふんだんに使った館内、あちこちにステンドグラスや壁にかけられたパッチワーク。
ひとめ見ただけで、無機質な空間で過ごすことの多い、
入院中のお子さんやご家族がホッとできる場所だということがわかります。
病院から徒歩5分でありながら、リラのいえから病院が見えない、というのも大事なんです。夜、病室の電気が消えるのが見えないから、ってお話が印象的でした。
訪問したときは ちょうど兄弟児さんが保育士さんと遊んでいました。
私も2人姉妹の母なので 片方が入院したらもう片方をどうするか、
というのは最大の難関です。
昼間、ここで兄弟児さんを預け、親御さんは安心して病院に行っているのでしょう。
こちらの施設は 今年増築され、さらに多くのご家族が利用されているとのこと。
そして見学後のお話1つ1つから、
入院という困難、
場合によってそれは突然の出来事であっただろう利用するご家族に
優しく、そっと寄り添っているのをとても強く感じました。
この優しく寄り添う、ということ。
私たちが上映する映画「Given~いま、ここ にある しあわせ」
と共通するところがあります。
実際にこのリラのいえを運営されている方のお話を聞いてみて、
私達にも何かできることがあるのではないか?
上映会をやって終わり、にはしたくない・・・・
「知る」ことのその先に、何ができるのか。
そんな想いをメンバー全員が抱え、今回の訪問は終わりました。
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「Given~いま、ここ、にある しあわせ」 上映会
2018年2月25日 @フォーラム(男女共同参画センター横浜 戸塚駅徒歩5分)
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Given 上映会から始まるこのまちのしあわせプロジェクト@戸塚
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このプロジェクトは
NPO法人こまちぷらす
の共催で
有志メンバーによって運営されています。