こんにちはヤスです!今日は仕事の作業に追われながら、用事のためにお昼すぎに横浜に行ったんです。そしたら駅の新都市プラザで警察音楽隊が犯罪で被害にあった方のために吹奏楽をしていました。これがとても美しかったんです。


神奈川県警察音楽隊

初めてじっくりと警察音楽隊を見たんですがその時に、それぞれ別々の生活があり、別々の人生がある人達が、1つの目的のために同じ服を来て、それぞれが別々の楽器で別々のフレーズを演奏してるのにも関わらず1つの物を創り出している。それは生命体の根源的な欲望のようで、でも人間にしかできない、生物学上の人間として生まれてきたことのアンサーのようだと思ったんです。

僕はここ数年いつも、僕が人間として生まれてきたことの意味について考えるんです。人間は神によって決められたシナリオのように、何か目的を持って生まれてきて、成し遂げて死ぬのだと。しかし22年生きてきて未だに何にもなれず、ちょっとうまく出来たことを続けることで僕が誰かにとっての何者かになれることに切望して、ふと全然進歩してないことが直面したりして、こんな人生に意味がもたらされる日はあるのかと思いちょっと絶望する、そんなことが月に何回もあって。今日見た警察音楽隊は、一人一人の思考や内面は分からずとも、1つの目的のために一緒に向き合う仲間達と共に行動している。そんな姿に憧れの気持ちが湧いていました。

そしてここからが凄いなと思った事なんですが、犯罪で被害に遭った方のために音楽をする、これが本当にその人たちのためになることなのか不思議だったんです。もっと他にやるべきことがあるのではないかと。でも警察音楽隊を見て聴いて、それは違うとわかったんです。演奏が始まる前は閑散としていた広場が、演奏が始まってすぐに沢山の人だかりになって、みんながそのかっこよさに夢中になっていて。見ているほとんどの方が、癒やされたようなそんな笑みを浮かべていて。僕自身が犯罪の被害に遭ったわけではないので、本当の当事者がどう思ったかなんてわかりませんが、でも確かに、笑みによるストレスや不安感の軽減を感じました。実際に調べてみると、音楽に犯罪抑止力があることや不安感の払拭は科学的に証明されていて、警察音楽隊は目的を成し遂げていたと言っても過言ではないのでしょうか。つまり僕は今日、警察音楽隊の方々の目的が果たされる瞬間を目にしていたわけだと思うんです。だからこそ美しいと感じ、憧れが溢れたんです。
長々と書いてしまいましたが、僕にとって今日は何気ない日ではなくて、僕が僕で頑張れることに向き合う勇気をちょっともらった、そんないい日になったことを言いたかったんです!
11/24 ヤス