2024.05.26


この日、仏壇終いを行いました。



GWに実家が売却できるかもしれないと

聞きました。


以前から弟夫婦が空き家バンクに登録して

片付けなどをして綺麗にしてくれてました。


その後の1週間も経たず契約することになり、27日から車庫、蔵、納屋の解体が始まるから


その前に残った仏壇やら神棚などの終いを

しないといけない。


急やけど、来れる?


とのことで、急ではありましたが、

一人実家へ行ってきました。


富山に到着してから

小、中学と同級生でバレーボールを一緒に頑張った友人と井波町を散策しました。



井波町は美しい彫刻を施した瑞泉寺があり


木彫刻の町、日本遺産にも認定されています。


まだまだ、職人さんが頑張っておられます。若い人もこちらに住まわれて

古民家を使ってお店を出されて賑わっているそうです。








瑞泉寺の前にある自動販売機




門の彫刻が素晴らしいです。




もう、夕方で入場はしなかったのですが、

正面に阿弥陀如来さま








にゃんこを探せ‼️




七福神が所々におられました。

こちらは弁財天さん




男子が生まれたら、鯉のぼりと一緒に贈られる?

我が家にもありました。天神様






小学生の時は春は遠足

冬はスキーにと学校の校外学習は大体ここでした。


閑乗寺公園




今はスキー場も無くなり

キャンプ場として生まれ変わっていました。




Instagramの投稿は

この目の中に太陽を入れて写真を撮るらしいが、ちと、時間が早かった‼️




クラフトビールのお店

持ち帰りもできるそうです。


今回は3種類飲み比べ

左から 干し柿、みかん、りんご を使ったビールだそうで、地元の食材を使用されているとのこと。


私は干し柿のビールが一番美味しかったかなぁ。




もしも、井波に行かれる機会があれば、

こちらにも行ってみてね。




夜は福光町にある

法林寺温泉へ。


源泉掛け流し、サウナも無いし、広くもなく、私の印象は暗いイメージでしたが、

ちょっと綺麗に新しくなってました(笑)

熱いが、滑らかでいて、身体の芯まで温まります。そしてなによりも私には思い出深い温泉です。


子どもの頃、

冬は隙間風が入るような、寒いお風呂だったので、母と弟と3人で軽トラに乗り入りに行ったものです。



さて、

本題は翌日なんやけど。



こちらが家


富山の家は大きく、梁も大層立派です。

家の後ろに防風林として木が植えられています。

取り壊すとなったらおそらく、500万では足りないんやないかなぁ?ツー話でした。




こちらが仏壇

仏像はありがたいことお寺のご本尊さんのお隣に置いてもらえることになりました。




神棚

めっちゃ高いところにあってお世話もなんもできてなかったと思う。



仏壇の後ろ

なんて書いてあるんか読めません。


叔母さんの話では寛永の時代の物だとか?



無事に法要も終わり仏壇屋さんが仏壇を引き取りに来られて

空っぽになりました。




家の裏から見える医王山

昔は建物も少なく、山の全貌が見えて、

秋の稲刈りの後の夕焼けの景色は最高で

良く、座ってぼーっと眺めていました。


この頃からUFO呼んでたと思うわぁ。



家の前の建物も昔は無くて

遠くまで田んぼが広がる美しい景色でした。

山から登るご来光が家の前から拝めたものでした。


盛りだくさんで
この後、神棚のお焚き上げをお願いして

高瀬神社へお参りと報告に伺いました。



狛犬さん




さすが彫刻の町にある神社

十二支の飾り、

これは、鈴に付けられてる。

えーっと、えーっと説明むずいな。


鈴のガラガラするところに、その年の干支とその前後の干支が付けられていました。

鈴は3個あるからね。


↑これとか、手で抱えてるところ→



最後の方にやっとハロだったんだと気がつく。写真いまいちやったなぁ。笑

歓迎されてたんやなぁ。って








こちらは安居寺(やっすい)

お正月は高瀬にいってからこちらにもお参りしていました。


今は少しひなびた感じですが、相変わらず、重厚な空気感と不気味な感じは変わらず。(失礼やなぁ。)

怖かったイメージのままでした。


写真はなんとなく怖くて…撮れてませんが、八手の観音様があります。


母が毎年、私に向かって言いました。


頭の上に盲目の旦那さんを乗せて

八本の手を駆使して毎日毎日働いたけれども、旦那さんには敵わなかった。と…



※※※ これ、おっそろしい洗脳やと思うわぁ。

最初は意味不明やったけどずーっとそう言われたことを聞いてたら、潜在意識に刷り込まれてるやんね。※※※


そう話してくれた

母はまさに八手の観音様やったと思う。


なんとも理不尽な象徴のような観音様やわね。

だからか、ありがたいと思えず、この人のような立派なひとがおるから

わたしのような頑張れない人がダメみたいな世の中になってるんや。

と思っています。今でも。


ちょっとディスってしまいました。




こちらには両サイドに立派な仁王様がおられます。

うまく写メ撮れなくて…。





こうして、

一つの区切りを終え

ゆっくりと帰途に着きました。


安宅パーキング




カラスが逃げずに近くに居ました。




確かここは南条パーキング



三方五湖パーキング

すっかり陽が落ちて



車の前側が虫だらけになりました💦



慌ただしく過ぎた二日間
私の気持ちがざわざわしていました。

悲しい?寂しい?
それを認めたくない、ひねくれた自分

たくさんの思い出
全てが良いものばっかりではなく、我慢と、辛さと、惨めさと、怒り、そして、認めたくない寂しさがたくさん残っていたのではないか?と感じます。

そう、どちらかと言えば良い思い出は僅かしか覚えていないのです。


ここで体験することは生まれる前に自分で決めて来たブループリント

冷めた気持ちで見つめると、全てがグレーに見えてきます。

これまでもどこか冷めてのめり込めない自分がありました。

一生懸命に、やったこと無いんやないか?と思うくらいに。

あきらめと言い訳と、楽な方を選択。
言われるまま、良いとする道を選択。

心からやってみたいを、全て、
「いやいや、私には無理やし、この辺りで手を打てば失敗はないよ。」
の呪文のような文言でかき消して来たように思います。
なので、良くも悪くも安全な道ばかりで大きな失敗もなく、だから、大きな成果もなく?

それが正しい、うまく人生を進んでいる。とか、言い張って。

滑稽やなぁ。


だからか、人にチャンスを何度も渡してしまってたような気がします。

後悔してる自分もいます。
自分を責める自分もいます。

あーめんどくさい。


ここまできたら、
過去も今も全てOK🆗🙆‍♀️
なんでもええんやで

自分の選択もやってきたことも、
全部ええんやでぇ。

って言うてやってます。

なかなか素直には聞けないんやけど。

兎に角、

自分に、許しを乞うてます。



もー。ええ加減許したって欲しいわ。


と、この出来事で一つ区切り。
と感じています。

もう少し、一日のうちのほんの少しの時間こんなグタグタ劇場をやろうと思っています。変態だね。

が、今、目の前のことを楽しむことを忘れずに。

今ここを大切に進んで行きます。


大きな節目が一つ終わりました。
なんともかんとも。

私の備忘録です。


今日もありがとう。
全てに感謝ですおねがい