今月惜しくも亡くなられた相倉久人さんを偲び、相倉さんの「ジャズの歴史」(新潮新書、2007年発行)を読んでみました。
昨今、ちょっとお洒落風なお店に入ると決まってジャズが流れていたりしますが、それが誰による何という曲であるかということはもとより、いつ頃のどのようなsectのものなのか分からずにいることに何所となく居心地の悪さを感じていました。
そういうこともあって、手にとってみた本書です。
ジャズについてまったく素人な私にとっては非常に読みやすい本で、おかげでジャズに対する大局観を得ることができました。
本書は、まさにジャズの「大きな物語」について、分かりやすく解説されています。
本書は、ジャズがどのようにして創生し、進化、発展等していったのかが、奴隷制や公民権運動などの社会的史実やポストモダンといった思想等と関連づけられて解説され、説得力がありました。
また、本書では、ジャズと映画との関連性も紹介されており、今後ジャズ関連の映画(例として、「華麗なるギャッツビー」)を観ていくためにも有用に思えました。
今後は、まず本書で紹介されていたエポックメイキングなミュージシャンから、CDを購入する等して聴いていこうと思います。
相倉久人さんのご冥福を心よりお祈りします。
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