6月のイタリア料理教室研究科の料理写真をまとめておきます。

 

今月は、「磯貝さん、ありがとう!」シリーズで、5月に久しぶりの外食でオステリア・ダ・カッパ@銀座に伺った際に頂いたヒントを2つ(も!)、メニューに組み込みました。

 

まずは、なんといっても会津の馬肉。

特に馬好きではない、そんな私がシェフのお勧めでとってみた「馬肉のカルパッチョ」、おいしさにびっくり!

イタリアでも、プーリア、サルデーニャ、ヴェネトなどで馬肉がよく食べられていますが、煮込んだりすると(脂がないため)からくなりがちなので、たたきのように周囲殺菌には気をつけて、タルタル仕立てでお出ししてみました。


タルタルのリチェッタは、鰹や赤身のマグロで応用して作れます。

コンディションもよく、シンプルに塩だけで食べてもおいしい馬肉ですが、レッスンなのでそこは我慢で(何の我慢なのか???)レシピとしても使ってもらえるように準備しました。

定番ですが、ドライトマト入り。

教室は、私のクリエティヴィティの発表の場ではありませんからね。生徒さんが復習するときになるべく無駄なく使えるよう、先月からつなげてご紹介している食材や調味料も沢山あります。


そして、何より生徒の皆さんの健康を一番大事に考えているので(保健衛生上のことを含めて)、梅雨バテ防止に元気がでるメニューを!と考えてコースを組みました。

 

 

基本のロザートのほか、ペアリングのかたにはテラヴェールの直井さんに選んで頂いた4本をご用意して。

 

スペインの燻製オリーブオイル、鰹のタルタルには特に合いそうです!

 

プリモは、イタリアの料理雑誌でみかけた、「セロリのペースト」に、オイルサーディンをのせて。

 

天橋立シリーズの缶詰、おいしいですよね。

 

試作は家にあるペンネで作りましたが…

 

 

元ネタのように、レッスンではカラマラータ(イカのようなパスタ)で紹介しました。魚介のメニューにカラマラータ、たまには違ったパスタも、ね。

 

レモンの皮とイタリアの小さな赤唐辛子を刻んだものをトッピング、これがなかなか良い仕事をしてくれます。

 

セコンドはリピートメニューで、「松坂ポークのフィレのグリリア オルトラーナソース」でした。

 

口直しのドルチェも、磯貝シェフに出して頂いた「レモンとマスカルポーネのセミフレッド」を自分流に〜。

 

レモンのジャムを入れて、仕上げにお好みでリモンチェッロをたらすとおいしいです!

 

ベランダには、クチナシの花が次々と沢山咲いていて。

 

以下↓、生徒さんたちから、レッスン中の写真をお借りしました。

 

 

 

 

今はiPhoneで気軽に皆さんパチパチ撮る時代、レッスン中はバタバタしていて写真を撮る暇がほとんどないので、プロセス写真なんかもこうして送って頂けると助かっています〜