台風の影響が心配でしたが、2クラスとも皆さんの駅までの往復の間は酷い降りにならずによかったです。夏の中華にご参加頂いたことをきっかけにイタリア料理クラスに体験レッスンでいらしてくださったかたもいらして、私のイタリア料理を初めて食べて頂けて嬉しいことでした(=やっぱりこちらが本業なので!)。
春にスタートした基礎科のメンバーの皆さんもだいぶ教室(の自由な感じ)にも慣れていらして、今月も和やかにレッスンを終えました。復習もぜひ頑張ってください!
レッスン日の朝往復したお陰で、紀ノ国屋さんの根つきハーブシリーズ(日持ちするのでお勧めです)の新鮮なレッドソレルも買えて…特有の酸味が脂ののった鰯にぴったりでした。
秋の野菜かぼちゃを使って、冷めてもおいしく、パスタソースでも楽しめる「かぼちゃのイン・ウミド」をご紹介しました。研究科でゴルゴンゾーラをセコンドのソースで紹介して、久しぶりに食べたらやっぱり美味しかったので、簡単なメニューだから、おまけで一口サービスしました。
基礎科は殆どの調理プロセスをお見せするので毎回4品の予定でいますが、毎月どうも献立を欲張ってしまって…自分にできることが多くなって、あまりに簡単だからおまけで教えたくなってしまう。でも、基礎科のかたには食材の説明もありますし、ゆっくり調理をお見せしたほうがよいから、少し改めねば、と思っています。
今月のプリモ、「かぼちゃソースのファルファッレ」、パンチェッタならぬ生ハムをカリッと焼いて&そのまま、二種のせてサービスしました。
仕上げにパルミジャーノのすりおろしをたっぷり(溶けてしまっていてよく写っていませんが〜)。
仏語のオゼイユのほうが知られているかしら?
レッドソレル、葉野菜のサラダに加えてもよいアクセントになりますよ。
鰯の下には、オリーブ&アンチョビのトマトソース、そして仕上げに熱々のはしばみバターを。
いろんなメーカーが出していますが、モリサーナのファルファッレは、シマシマが入っていてソースの絡みもよく可愛いのでお気に入りです。
ドルチェは、「ヨーグルトとイタリア蜂蜜のムース」。
食後のグラス盛りなので緩く固めましたが、お好みでゼラチンは加減して、レシピに書いた多いほうで作ってください。
これらでできています↑(牛乳は除く)。
今週ちょうどベルギーの美味しい発酵バターが届いたので、基礎科のレッスンで早速ご紹介しました。タイミングよく鰯のバターのソースにも使えたし、そのままパンにのせてお味見も!
そのまま食べると発酵バターらしい酸味がさわやかで、加熱すると香り高い、すごく美味しいバターでした。
研究科の皆さんには10月のレッスンでご賞味頂きますね。
10月の基礎科は16日(土)がレッスン日、「鶏とじゃがいものローズマリー風味」や「ポルチーニのリゾット」など秋の王道メニューです。体験レッスンや単回参加のご希望も承ります。
コロナ禍で眠れる獅子の皆さんの多くも料理に目覚め、二度目の基礎科のかたもいらしていますが、確かに料理をするようになってから通うと一層身につくことが多いと思います。何事も基本が一番大切ですし、ね。
生徒さんにも一緒に並んで鰯をおろして頂きました。先生の指導がよかったのか(笑)、初めての三枚おろしも無事上手に完成して。
デパ地下やスーパーでは鰯もおろしてくれるので、フィレにしてもらって買ってくるのが手軽だけれど、時間がある日は魚をおろすのも意外と楽しいものですよね。
↑と↓は、ご参加の生徒さんの写真をお借りしました。いずれも上手に撮ってくださって、ありがとうございます!特に日中の料理写真は最近なかなかじっくり撮る余裕がないので助かります。