8月のイタリア料理教室の料理写真をまとめておきます。

今月は魚介でコースを組み、野菜たっぷり、ボリュームがあっても食べ飽きない&食べ疲れない、身体にやさしい献立を組みました。

スターターは、「桃と生ハムのフリット ゴルゴンゾーラソース添え」、揚げものは復習しずらい向きにもすぐにできるおいしい組み合わせを!と「桃、リコッタ、パンチェッタのスプンティーノ」も添えて。

 

8月の教材ユニークな魅力の白ワイン「ゼロ・インフィニート」に合わせて、ちょっぴり驚きのあるストゥッツィキーノ(つきだし)を用意して、アッビナメントを楽しんで頂きました。

前菜は、「真鯵のマリネ 青紫蘇のソース」、すだちで〆た真鯵には、「すだちのグラニテ」も添えて。

 

この「青紫蘇のソース」で作る冷製パスタもとても美味しいので、鯵は細かく刻んで、茗荷を添えた和風冷製パスタ、是非ぜひ復習して味わってみてください。

土曜クラスの方は紀ノ国屋さんの鯵になってしまったけど(=でも、普通でいったら上物です)、山口の瀬つき鯵、美味しかったですね。この身の厚さ、こういうサイズの鯵って小売ではなかなかない。

プーリア料理の「ティエッラ」は、テラコッタの鍋で焼き上げるのが本場式なので、こだわって前半はココットで焼きましたが…

 

以前もPRの仕事ではラゴスティーナの鍋で作ったのだけど、(風情に欠けるけど…)意外とホーローのバットや普通の鍋のほうが短い時間でうまく焼けるものだなぁ、と再確認いたしました。

前半はカナダのソルトスプリングで、レッスンでは殻を外したものも含めて写真↑の3倍以上のムールを使っています。久しぶりなので作った試作↑は白っぽい身の雄をメインに使っています。

パン粉とチーズをふりかけたら、オリーブオイルをたっぷり回しかけます。

カナダのこれもおいしいのですが…

やっと入荷スタート、輸入元さんのご厚意で届いたモンサンミッシェル、やっぱり欧州の小粒のムールはクリーミィで美味!

 

 

いずれも輸入日に合わせて新しいものを使えるように手配したので、金曜夜、土曜昼のクラスはモンサンミッシェルでした。

イタリアの皆さん、ごめんなさい!のピアット・ウニコ(一皿盛り)、こういう盛り付けはありえないのだけど、沢山メニューがあったので、オーブンで同時に焼き上げて、「ティエッラ」の後半20分、「丸ズッキーニ」を並べた天板も入れました。

 

「ティエッラ」はムールの出汁を吸ったお米やじゃがいもを楽しむ料理です。

 

「丸ズッキーニのリピエノ」は今回イタリアからやや細長い子たちがやってきたので、蓋の部分にもひき肉バージョンをおまけで詰めました。

 

 

試作のときは、まさしく「丸ズッキーニ」だったのですが…生徒の皆さんは2種味わえてよかったですよね?

 

 

もちろん普通のズッキーニでも復習して頂けます。

 

あさりやはまぐりでも復習できるので、「ティエッラ」も是非ぜひ作ってみてください。(次回ドルチェにつづく)