"ガールズバーに来る人の気持ちが分からない"
と以前書いた事があるが、今日はそれを何となく理解できた気がする。
お酒が好きとか、歌いたいとか、女の子と喋りたいとか…。そんなのは立前、朝飯前。
大きな独り言に頷いて共感してくれる何かが欲しかったり、ただ誰かに何かでマウントをとりたかったり、女の子に優しくしたりアドバイスをする事で「俺、優しい」という勘違いで自分に酔いしれたり…。
……なんだかこう言う事が好きな人がガールズバーに来ることが多いような気がしている。
ここからは今日の悪口について。
ここは"私の悪口を書く場所"と決めているので早速書いていくが、それにしても今日は変なお客さんばかりでイライラしてしまった。イライラし過ぎて大分早めの更年期来たんか私、と思ってしまうほど。
…では本題。
「こういう飲み屋さんって、酔っ払いが多くて大変だと思うけど、だるいなー、気持ち悪いなーって思っても笑顔で話を聞いてあげるのが良いと思うよ。」
「今日はすぐに帰る」という人に限って、中々帰ってくれない。
アドバイス調に長々と語られても、「それを今、貴方に対して行っています。話長いしアドバイスしてやってる感がだるいのでニコニコ聞いているふりをしています。」なんて言えない。
こんな時、話の8〜9割は聞いていないのだが、それで良いと思っている。
彼らは大きな独り言に頷いて欲しいだけだし、それに対して会話をしようとしても結局は自分の話がしたいだけなのでこちらの意見を放つだけ無駄な労力なのである。
話を聞いていない時に何を考えているのかと言うと、
「私、相槌打つタイミング完璧じゃんね。話を聞くふりうまいやんね。」なんて思っていたりする。
しかし実際「人の話を聞くふり」というのは水商売に限らず社会生活で意外と大切な気がしているがその話はまた今度。
あとは今日は運転免許証を持っているマウントを取られた。(私は運転免許を持っていない。)
免許証を持っているとこう言う時に便利だの、
やらかすと講習に行かなきゃ行け…あ、講習が分からないか、だの、
免許証を持っていない貴方はどうのこうの…。
先ほど述べたように話の8〜9割を聞いていない(聞いているふりのプロなので)ので重要な部分らしき所が抜けていて申し訳ないが、運転免許を持っているだけでこんなにマウントを取られたのは初めてだった。
なんだか熱弁していたので、
こんな事でしかマウント取れんのか、と思ったり、
運転免許でマウント取れるのは逆に凄いな、と感心しながらひたすら退勤時間になるのを待った。
今日はそんな日だった。
一方で、とっても平和で神様みたいなお客さんが来店した日でもあった。
こういう人はガールズバーで女の子に嫌われないだろうな、という感じの。
ガールズバーでモテるお客さんについていつか話したいと思っているのだが。
「神様」の場合は"モテる"ではなく"嫌われない"と言うのが重要。
「神様」は女の子に当たり前にドリンクをくれ、同じ目線でたわいもない話をしてくれる。
以前話した事を覚えていて、こちらばかりではなく向こうから会話を広げてくれたりもする。
相手の話をよく聞き、自分の意見は自分の意見、相手の意見は相手の意見、と尊重し合える。
実はこれは普通に会話をしているだけであって、友達や知り合いと話す時によくやっているそれなのだが。
場所が「ガールズバー」となるとこれが出来ない人が多い。
酒の力もあってか、自分の話ばかりで人の話に一切耳を貸さなくなったり。
女の子に格好つけたいのか、自分をよく見せようと自慢話や武勇伝を語ったり。
そういうお客さんが多いので、こちらもある程度は慣れているし辛くはないが。(そもそも話を聞いていないので関係ないのだが。)
やはりこういった普通に会話できる(所謂"会話のキャッチボール"が出来て近所のおっちゃんみたいに話してくれる)人が来ると、
『本日神様ご来店でぇ〜す!よいしょ!』
といった感じで何処かの焼肉屋だかなんかのように店内に響き渡る声で叫びたくなる。
…あーあ、普通に喋れる神客ばかり来ないかな。
あとついでに誰か私に"話を聞いているふり大賞"くれないかな。