박세희 『죽고 싶지만 떡볶이는 먹고 싶어』
パク・セヒ 『死にたいけれどトッポッキは食べたい』
話題作で、日本語訳も出ているのは知っていましたが、特に読みたい!と思ったことはなく…
1年ぐらい前だったか、カフェトークで出会った韓国人の先生(出版系のお仕事をされていた方でした)が「タイトルもそうだけど、発想の勝利」と評されたのを聞き、興味がわいていたところでした。
先日、いつものように地元の図書館の外国書籍棚をチェックしていたら、いつの間にかこの本が仲間入りしているじゃないですか!
ということで早速借りてきて読みました。
いわゆる「繊細さん」と言えばよいのか、出版業界で働く28歳の女性である著者を日々見舞う不安と怒り、そして体調不調。通い始めたカウンセリングでのやりとりがそのまま文章になって進んでいくエッセイです。
나 자신을 깊히 들여다보는 건 언제나 힘들다.(略)쓰레기를 밟고 있는 걸 아는데도 굳이 손으로 집어 오려 쓰레기임을 확인하는 기분. (p95)
자존심(自尊心)と자존감(自尊感)。
よく似た漢字語ですが、後者は日本語で言うところの「自己肯定感」のこと。
この자존감が低いゆえに自分を卑下し、他人を過度に意識し、時には他人に対する怒りにつながってしまうというメカニズムは、(社会人を長くやりすぎてもはやあんまりいろんなことが気にならなくなった私にも)なんとなくわかる気がしました。
旅に出る前でこの本は終わり、続きはPart2にて!なので、最終的に主人公がどうなるのかわからないままですが、果たしてPart2を読む日が来るのやら。。。
내 생각과, 내 상황과 같은 책을 약을 찾듯 찾아 해메고 종이가 닳을 만큼 읽고 또 읽고, 줄 치고 또 줄 친대도 책은 날 외면하지 않는다. 싫증 내지 않는다. 결국 긴 시간을 딛고 해결책을 얻고, 치유가 될 때까지 조용히 기다려 준다. 책의 가장 큰 매력 중 하나다. (p178)
#韓国語の本