「スーパーシティ法案」について、私も基礎知識の乏しさ(ついていけない!w)をかえりみず、関心だけは払っているのですが。。。
私の場合、韓国のニュースに関心があり、仕事上の必要もあるので、見る機会が多いのですが、「OECDで1位の“デジタル政府”」という↓下の記事にもあるように、私たちの国よりも一歩先に、良くも悪くも状況が進んでいるようです。
ひとつには、行政のデジタル化が、《ろうそく革命》から引き続いている文在寅政権の行政可視化と国民参加受け入れ政策の延長上にある面を見逃せない。《ろうそく革命》当時、市民は、朴槿惠政権に統制されたテレビ・ラジオよりも、野党(当時)がポドキャストで流すニュースを信用した、という政権成立直後の報道が想起されます。政府に限っていえば、デジタル化は、悪い面ばかりではない。
反面、それだけに、ネット依存は私たち以上かもしれません↓
他方で、「n番ルーム」による性犯罪、「デジタル刑務所」による虚偽告発など、市民生活へのデジタル浸透ゆえの犯罪と不法行為‥その隆盛に、司法の古い頭が追い付いていない現状もあります。
日本よりは成功している最近のコロナ対策でも、携帯・スマホの追跡で市民の行動をチェックして効果を発揮しています。それは、私たちから見ると、当局による私生活への過度の侵入の弊害がないとは思えません。
さらに、政府以上に企業が、また政府と一体化した企業が、市民生活(消費者としての市民、労働者としての市民)に対して隠然たる統制力を強めてゆく可能性――日本の場合には、こちらのほうがより大きな問題になるかもしれません。
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