『れいわ』が終わった。2
皆さん、こんにちわ。れいわ新選組、沖縄の野原です。令和2年7月16日(木)、参議院会館、第一面談室で行われた総会での私自身の事の顛末を報告致します。
当初、私は、つねきさんの除籍に反対するつもりでした。しかし、太郎さんが経過報告をしている中で、次第に涙声になり、途中からは、ぼろぼろと涙を流しながら話を進めていく様子を見ました。その際、正直な気持ち、太郎さんに対して、次のような強い印象を受けました。この人は、実のところ、本当に誠実で純粋な人なのだろう。であるならば、この人の言うことに従ったほうが良いのではないかと思いました。
経過報告の後、つねきさんの事情説明と意見表明、更に質疑応答と総会が進行していきました。2時間ほど経っても話は紛糾したまま、時間超過のため、れいわ新選組の控室に場所を移して討論が続けられました。
最後に、決を取る段階になって、再び深く悩みました。勿論、ホタテチャンネルでの皆さんの9割が除籍に反対していることも伝えました。最後の最後になっても非常に悩み迷いましたが、やっぱり、あの太郎さんの涙ながらに訴えていた姿を思い出し、結局はそのことに心が揺らぎ、除籍に賛成してしまいました。
ところが、その後の記者会見で、太郎さんは、記者に質問されて次のように答えました。
「つねきさんを擁護する支持者は、本当のれいわの支持者ではない」と。
耳を疑いました。経過説明でのあの涙は一体何だったのか?ぼろぼろ涙を流しながら説明をされていたあの姿。それと、記者会見でのあの冷たい言葉。更に、私は、去年の参院選、今回の都議選で、ボランティア、支持者の皆様の献身的な行動を目の当りに見て来ました。このような、手弁当で必死になって、これまで、れいわを太郎さんを応援してきた方々を、つねきさんを擁護したというだけで、本当のれいわの支持者ではないと言われる太郎さん。去年、れいわ新選組を立ち上げて以来、政治改革のため、民衆救済のため全身全霊で行動されて来た太郎さん。一体全体、どちらが本当の太郎さんなのか?
今、そのことで皆さんと同じように、私も非常に悩み迷い、心は揺れ続けています。
— 野原善正 (@victory51565059) July 19, 2020
【私見】 〇本〇郎は、元俳優です。
私は学生のころ劇団の裏方をしていたからわかるのですが、実力のある俳優にとって、自分の感情をコントロールして涙を流すなど、朝飯前の仕事なのです。そういう訓練を受けています。もちろん、そのテクニックを舞台以外で使うような悪質な俳優は、めったにいないが、中には居て、詐欺罪で逮捕されたり‥‥たまに新聞記事になります。
『れいわ』総会(そもそも法的根拠なく恣意的に集められた会合にすぎないようですが)は、いわば大芝居の場であったようですね。まとめるのに苦労してらっしゃるようにも想像できますが。。。 しかし、それにしちゃー、ふつーはまとめ役になるはずの党首が、一方の急先鋒になって持論を押し通すように見える展開に、たいへん異和感がありますなあ。
スキャンダルの発生から、“総会議決”まで、ある意味で、すべては仕組まれていたという感じさえします。なぜ、そんなことを?‥と疑問に思われる方は、大西氏の問題の動画の1つ前の動画をご覧になるといいと思います。
野原さんの正義感と勇気には、あらためて拍手を送りたいと思います。『れいわ』は必ず解体したうえで、衆院選に立っていただきたい。
【追記】 大西氏は、優性思想ではないが、こういう考え:
つまり、大西氏が問題の動画で“くちばしってしまった”ことは、
第2次大戦中の日本軍部が兵士を数字としか見なさなかった
思想と同じだが、大西氏は行きがかり上それを自分の
本心だと強弁する方向へ向かったために、延命治療などの
問題にすり替えていかざるを得なかったのだと主張する。
私見は、この見方にかなり近い。
ただ、私は『楢山節考』も(現在も事実上発禁状態の
)『風流夢譚』も、ずっと前から何度も読んだが、
大西氏の発言が、政府官僚のほぼ全員が
ふだん考えていることや、自民党、維新の会などの
政治家の日常的発言よりも
危険だとは思わない。
↑この方は、前半で、問題の発言は失言であって大西氏の本心でなかったと
主張しながら、後半では、問題の発言を大西氏の思想(本心)だと決めつけて
大西氏を断罪し、“魔女狩り”に自ら参加し煽っている。大西氏の「すり替え」は
自己弁護のためであって危険なものではない。しかし、↑この方の「すり替え」は
一人をおおぜいで袋叩きにする“魔女狩り”であって、きわめて危険だ。
そもそも、「天皇の首がはねられてコロコロ……、皇后の首がはねられてコロコロ」
と書く『風流夢譚』が、人の生命を軽視していることは誰も否定できない。
天皇だから生き物ではない、皇后だからロボットだ、と言うのなら別だがw
福田赳夫氏の「一人の生命は地球より重い」は、
「死刑は合憲である」とした最高裁判決の一節を
パクったもので、人の生命を侮辱するものだ。
私はこの空虚な偽善的リップサービスに賛成しない。
この方↑も残念ながら、“魔女狩りリンチ団”のひとりだ。
加えて言えば、“対大西魔女狩り”は、中国の紅衛兵の熱狂や
「人民裁判」、またその後に続いた「批林批孔」キャンペインと
まったく同種のものだ。思えば、大西氏の発言は、
日本人のなかのある人たち(過半数なのか1割以下なのか、
私はまだ結論できないが)の心性を、たいへん
危険な方向へシフトさせてしまったものだと思う。
私は、誰が何と言おうと、大西氏を
民主主義のために擁護する。
大西氏の意見に賛成しないからこそ
大西氏の言論を擁護する、
“魔女狩りリンチ団”をどこまでも批判しつづける。