Jules-Élie Delaunay:“David Triumphant”(1874)
決 意
ぼくの問いかけに答えもしない闇を
これ以上手さぐりで歩きたくはない;
もうこの薄暗い場所からは離れて
とにかくひと休みしたいのだ。
多くの日々を費やしてわたしはさまよい
わが家を捜し、とりとめもなく歩き回っただけだった、
光を求め、薄暗い片隅を見いだしただけだった、
暗い家に閉じ込められた子供のように。
わたしには遥かかなたに或る輝きが
闇を透かして兆すように見える。
恐怖はしりぞき、大地はわたしを
遠くの光の中へとひきよせる。
新年おめでとうございます!
暮れに病院で受けた手術の痕がなかなか癒えなくて、新年早々寝たきり状態のギトンであります。。。 いまも同居人が作ってくれたオカユを食べながら(塩味強すぎか?)、これを書いておりますです。
ユーチューブを選ぶにも一苦労なんでして、年明けにかこつけて有名すぎるのが並びまするが、そこはどうかご勘弁を !!
‥‥というわけで、まずは、ライン河畔ケルンの年越し花火大会の実況から:
2019/20シルヴェスター
ケルン=シャーフェンシュトラーセ
2020新年花火
ケルン=ミューハイム,ケルン=ドイツ
すごいですねえ。まるで街じゅうが爆発してる感じですな。木造家屋の多い日本では、こんな花火はできないでしょう。
中国の新年の爆竹を派手にしたような騒ぎ。ああいう国の人たちは、ドンパチが好きなんでしょうな。
というわけで、つぎはロシアのドンパチを見ておきたいと思いますw チャイコの『1812年』は、有名すぎるんで説明いらないと思いますが、ナポレオンのモスクワ遠征を撃退した歴史を記念した祝典序曲。ちょっと長いんで、飽きないように、動画スペクタクルにしました。大砲やら鐘の音やら合唱やら出てくるのは 13:35-。
チャイコフスキー『序曲 1812年』
ヴラジーミル・アシュケナージ/指揮
サンクト・ペテルブルク室内合唱団
レニングラード・ミリタリー・オーケストラ
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
この『1812年』も、ドンパチの派手なやつを、いっぺんやってみたかったんですよねw わたくし、根はミーハーなもんで‥‥
↓つぎの『ボレロ』も、やはり長いし有名すぎるし、こういう機会でないとなかなか出せません。ブログに貼り付ける上での難点はもうひとつ、曲の最初と最後の音量の差が大きすぎること。街頭のフラッシュ・モブなら、その点はいくらか減殺できます:
ラヴェル『ボレロ』
メキシコ,メヒコ州トルーカ,フラッシュモブ
ジェラルド・ウルバン・イ・フェルナンデス/指揮
トルーカ・フィルハーモニー管弦楽団
新年早々の爆演シリーズになってますが(トランプとハメネイ師のせい、なんて言ったら怒られるかな?)、真打ちは何といっても↓これでしょうな。もとのシベリウスの曲には合唱はないんですが、独立後に合唱を付けて、その部分がフィンランドの国歌になっています。
演奏も、この上ない“爆演”の定評があるセーゲルスタムとヘルシンキ・フィル !!
動画がまた、これはどうなんですかね? まぁ、新年はこういうのもありってことで.....
シベリウス『フィンランディア』
レイフ・セーゲルスタム/指揮
ポリテック聖歌隊
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
雪
雪が森と庭に降(お)りてくる時、
それはふわふわとした覆いだ、
その下でこの世界が疲弊している、
しばらく眠り、やがてまた起きあがる。
死がわたしの血と肢体を鎮める時、
おまえたちの弔いを微笑んで語れ!
音もなく砕けて沈む一瞬の映像;
わたしがそれであったし現にあるところのもの、ずっとずっと生きつづける。
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