まず、餌です。
ミミズにしましょう。
いろんな餌のつけ方がありますが、ミミズの頭から、尻まで針先を通し、まるで、ミミズが針のカバーになってるみたいに糸を通します。
これで、魚から見れば、針ではなく、針の形みたいなミミズに見えます。
投まーす。
掛け声もかけましょうか。
投げますえぇ!
京都弁の掛け声で投げました。
京都の方はたまに、語尾にえぇとつけます。
未だにどのタイミングでつけてるのかわからない京都弁です。
かなり飛びました。
最高記録です。
800メートル飛びました。
後、場所は淀川ということにしときます。
なので、淀川の向こう岸に届くくらい飛ばせました。
もう、淀川の向こう岸に行って糸垂らした方が早いくらい飛びました。
待ちます。
釣れません。
ラジオでも聴きましょうか?
いや、ラジオの音で魚が逃げるかもしれません。
静かに待ちましょう。
釣れません。
本でも読みましょうか?
いや、本に夢中になりすぎて魚が食らいついて引いてるかわからなくなります。
後、釣りしながら、本読んでる人はそれは趣味が釣りじゃなくて、読書じゃないのかと思います。
待ちましょう。
釣れません。
飛び込みましょうか?
いや、気が狂ってると思われます。
待ちましょう。
と、その時!!
浮きが急に沈みました。
引っ張ってみましょう。
糸が切れそうです。
リールからグイグイグイグイ糸が出て行きます。
これは大物です。
どうしましょう。
一回、落ち着く為に本を読みましょうか。
いや、やめましょう。
それはもう、趣味がフィッシング読書という新しいジャンルの趣味になります。
やはり、ここは深呼吸でしょう。
深呼吸します。
大変です。
深呼吸しすぎて、落ち着きすぎました。
もう、釣りなんかどうでもいいくらいです。
深呼吸を数回するだけで悟りを開いたかのように落ち着き払ってしまいました。
これでは、釣りが成り立ちません。
浅呼吸をして、立て直します、、、、
立て直せました。
しかし、なかなか、魚は釣り上げられません。
幸い、周りには人がいなかったので、飛び込むことにします。直接魚を捕まえるのです。
人がいないなら、気が狂ってるとも思われないです。
魚も捕まえられて、気も狂ってるように思われない。一石二鳥です。
飛び込みます。
掛け声を言いいましょうか。
いきます。
飛び込むえぇ!!
なかなか、京都弁をマスターしてきました。
なかなか、川の流れが激しいです。
でも、まぁ、昔、半年くらいプール通ってたので泳げるほうだとおもいます。
しまった!
服を着てました。
服のまま、泳ぐのは相当難しいと聞いたことがあります。
大変です。
でも、半年プールに通ってたのですんなり行けました。
プール半年通い>服を着たまま泳ぐ
という公式が成立しました。
後は、魚を捕まえるだけです。
手で掴みました。
やりました。
魚を見事捕まえました。
しかし、向こう岸近くまで泳いでいたので、向こう岸には沢山人がいました。
気が狂ってると思われたと思ったのですが、
絶賛の嵐でした。
なかなかの、魚対僕だったみたいです。
まぁ、蛇の道は蛇、
肉屋は肉屋
変な奴は変な奴見た時褒めてくれる。ですね。
結局、みんな変態だったということでしょうか。
いや、それを言い出すと、この世にまともな奴などいるのだろうか、そんなまともな奴こそ真の変態ではないのか。
このブログを見てるあなたも変態なのかもしれませんね。
以上、机上の空論で魚釣りでした。