連敗中の南アフリカスプリングボクスにとって今まで以上に痛い敗戦!

スクラムハーフをピナールに代えて、ハイパントからのチャージの形もでき、縦への激しいアタック。

スプリングボクスらしい形はできたが。

オーストラリアワラビーズが上回った。

オールブラックスの闘い方を参考に自陣からもボールを繋ぎ、不用意なキックでボールを敵に渡さない。

アタックも孤立せずにフォローがつく。

連続して近場を攻め展開すると外のディフェンスが飛び出し、ギャップが出来てゲインできる。

この試合もっとも目立ったのはワラビーズのフランカーのポーコック。

ボールある所にポーコックあり。

とにかく絡む。ギリギリのプレーなので反則を取られるシーンもあったが。

下のボールへの働きかけディフェンスには感心するばかり。

トライは両チーム共に2つ。ペナルティゴールを着実にギタウが決めて。

30対13でワラビーズ勝利。
クーパーの天才的な動きにギタウの分厚いアタック。バーンズが控えという層が厚いバックス。

南アフリカは、母国に帰国してからとうなるか。

デュプレア選手も復帰するし。

スミス選手も戻る。

強い南アフリカがこのままズルズルいくとは思えないし。

来週はオーストラリア対ニュージーランド。

藤島さん曰く。ニュージーランドが最も嫌がっているのはオーストラリアとの事。

南半球三ヶ国、レベルが恐ろしく高く。勝ち負けよりもそのプレーに感嘆するばかり。

いつの日か現地でトライネイションズを観戦したいものです。