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1933年、ハイデガーはフライブルグ大学の学長に就任。

その就任演説でナチスドイツへの支持を表明する。

なぜハイデガーはナチスに加担してしまったのか?

「存在と時間」で人間の本来性を追求したハイデガーのナチス加担は世界に衝撃を与えた。

 

政治哲学者アーレントは「孤独な決断」を称揚したハイデガーには「公共性」という概念が欠落していたと指摘。

 

哲学者バンス・ヨナスは「何に対して責任を取るのか」という視点が欠けていたという。

 

第四回はハイデガーには何が足りなかったかを考究し、次世代の哲学者たちが考え抜いた「存在と時間」のもつ限界を乗り越える方法を模索する。

 

 

 

 

 



【講師】

 

関西外国語大学准教授…戸谷洋志,

 

 

 

 

 

 

【司会】

 

伊集院光,安部みちこ

 

【朗読】

 

野間口徹,

 

【語り】

 

声優…加藤有生子