https://www4.nhk.or.jp/P6048/

 

日本の裁判史上初めて死刑囚から無罪となった免田栄さん。34年もの獄中生活で書き残した手記や手紙が元記者に託された。今もえん罪が繰り返される中、何を問いかけるのか

1948年に熊本県で起きた一家四人殺傷事件。

 

免田さんは無実の罪を着せられ、34年も獄中に閉ざされた後、無罪を勝ち取った。

 

おととし12月に95歳で亡くなった免田さんは、その直前、獄中で記した膨大な未公開資料を地元紙の元記者・高峰武さん(69)に託した。

 

資料を通して何を伝えたかったのか―。

 

高峰さんは、免田さんの“声”と向き合い、改めて事件の当事者たちへの取材を始めた。

 

“無実の死刑囚”の遺言を見つめる。


【語り】

 

萩原聖人