https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/

 

 

20年前、2977人が犠牲となったアメリカ同時多発テロ事件。背後に何があったのか。真相を知りたいと、政府に対し情報の開示を求め続けてきた遺族らの姿を伝える。

20年前、アメリカの中枢に旅客機が突っ込み、2977人が犠牲となった同時多発テロ事件。

 

その実行犯の大部分がサウジアラビア国籍だった。

 

「この国の何者かが背後で関与していたのではないか」。

 

疑念を抱く遺族たちは捜査に関わる情報の開示を求めてきたが、歴代の政権によって拒まれてきた。

 

取材から見えてきたのは、経済と安全保障で深く結びつく両国の特殊な関係。

 

国益を優先し、遺族に背を向けてきたアメリカの姿を伝える。

 

 


9/11レポート 2001年米国同時多発テロ調査委員会報告書

アメリカ合衆国に対するテロリスト攻撃に関する国家委員会(作)住山 一貞(訳)アメリカ合衆国に対するテロリスト攻撃に関する国家委員会(作)
発行:ころから 
A5判 縦208mm 横148mm 厚さ27mm  520ページ 並製
価格 3,600円+税
ISBN978-4-907239-57-2
ISBN 139784907239572
ISBN 10h4-907239-57-2 
ISBN 104907239572
出版者記号907239
CコードC0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報在庫あり
初版年月日2021年9月11日書店発売日2021年9月9日登録日2021年5月6日最終更新日2021年9月10日

2001年9月11日、21世紀の世界を変容する大事件が起こった。ニューヨークのワールド・トレードセンター・ビルなどにハイジャックされた旅客機が突っ込んだ米国当時多発テロだ。
この事件の真相を究明する国家委員会がアメリカ合衆国で結成され、2004年に最終報告書が米議会に提出された。この500ページにおよぶ報告書を日本人犠牲者の家族でもある住山一貞さんが心血注いで翻訳したのがこの本だ。
9/11テロとも称される事件から20年。「テロの温床」と名指しされたアフガニスタンから米軍など外国軍が一斉に撤退し、ふたたびアフガンは混乱にある。
いまこそ、事件の真相を知るための一冊。

著者プロフィール


住山 一貞  (スミヤマ カズサダ)  (訳)
1937年生まれ。2001年の9/11同時多発テロで息子の杉山(住山)陽一さんを亡くした被害者家族。2004年にニューヨークで手にいれた『9/11レポート』の全訳に努めると同時に、テロの歴史、背景を調べあげた。また、9/11事件の風化を防ぐための展示会などを開催している。

アメリカ合衆国に対するテロリスト攻撃に関する国家委員会  (アメリカガッシュウコク ニタイスル テロリストコウゲキ ニカンスル コッカイインカイ)  (作)
2001年の9/11同時多発テロの真相を究明するために設けられた米国の特別委員会。トーマス・H・キーン委員長を含む10人の委員と81人のスタッフが、行政、立法など三権から独立した形で2002年から活動を開始。250万ページ以上の資料や1,200人を越える関係者のヒアリングを経て、2004年に最終報告書を議会に提出した。英文の『9/11レポート』は現在もインターネット上に公開されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


出演者
【語り】津田健次郎,坂本真綾