密を避け旅行が楽しめる『キャンピングカー』年間約600台作る、日本一の職人!手作業による心地よさが凝縮された車内を、さらにワクワクするものに…生み出す新作とは?
その男が手がける車は昨年、日本一のキャンピングカーを決めるアワードで大賞を受賞。
コロナ禍でも密を避けて旅行が楽しめると、巷で起こっている昨今の『キャンピングカー』ブーム。
けん引するのは自称「日本一キャンピングカーを愛する男」、藤井昭文だ。
断熱加工が施された車内は、冬は暖かく夏には涼しく。
家具も怪我をしないように曲線をつけて木材を加工し、座席や家具の配置も快適に過ごせるよう、ミリ単位で計算している。
手作業による心地よさが凝縮された車内。
だが、常に新しいキャンピングカーを生み続ける藤井は新作のため、ユーザーたちにアイデアを求めに行くことに。
「いつまでも少年のような気持ちで遊び続け、みんながワクワクするものを生み出し続けたい」そう語る男は、一体どんな新しいワクワクを見せてくれるのだろうか―。
【キャンピングカービルダー/藤井昭文】
1971年、岐阜県出身。 幼少期の父との旅の思い出をきっかけに、キャンピングカー愛に目覚め、 ひとりで独自のキャンピングカーを作り始め、1995年「トイファクトリー」を創業。
2010〜2011、2020年には「キャンピングカー・オブザイヤ―」を受賞。
休日には妻と長女、長男と共にキャンピングカーで旅をし、車に積んだ自転車で遊び、各地の温泉を巡るのが趣味。