https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/
紀伊半島の深山にある高野山金剛峯寺。白いまま残された大主殿のふすまに画家・千住博が初めて絵を描いた。開祖・空海と対話を重ね時代に応える絵と格闘した6年の全記録。
1200年ほど前に僧侶・空海が開いた高野山金剛峯寺。
真言密教の総本山だ。
その寺の白ぶすまに、千住博氏が史上初めて筆を入れた。
足掛け6年に及んだニューヨークでの創作風景に密着。
日本での和紙職人や表具師の匠の技にもカメラが迫った。
製作の最終盤、世界は新型コロナウイルスに襲われた。
しかし千住は作品に新たな役目が加わったのだととらえた。
千年先の人々に、時代の記録としてこの絵を残さねばならないという使命だ。
【千住博】