25万部超の名著『イシューからはじめよ』から9年――。
渾身の力で投げ込む、ファクトベースの現状分析と新たなる時代の展望!


AI×データの発展により、時代は多面的に「確変モード」に突入した。


目まぐるしく動く社会の中、本書は以下の問いをひとつなぎにして答える。

・現在の世の中の変化をどう見たらいいのか?
・日本の現状をどう考えるべきか?
・企業はどうしたらいいのか?
・すでに大人の人はこれからどうサバイバルしていけばいいのか?
・この変化の時代、子どもにはどんな経験を与え、育てればいいのか?
・若者は、このAIネイティブ時代をどう捉え、生きのびていけばいいのか?
・国としてのAI戦略、知財戦略はどうあるべきか?
・AI時代の人材育成は何が課題で、どう考えたらいいのか?
・日本の大学など高等教育機関、研究機関の現状をどう考えたらいいのか?

産・官・学の全領域を横断しファクトベースで切り込む、著者渾身の書き下ろし!


意志なき悲観論でも、現実を直視しない楽観論でもない、建設的(Constructive)な、「価値ある未来のつくり方」。

目次


1章 データ×AIが人類を再び解き放つ -- 時代の全体観と変化の本質
 

2章 「第二の黒船」にどう挑むか -- 日本の現状と勝ち筋
 

3章 求められる人材とスキル
 

4章 「未来を創る人」をどう育てるか
 

5章 未来に賭けられる国に -- リソース配分を変える
 

6章 残すに値する未来

 

安宅/和人


慶應義塾大学環境情報学部教授。

ヤフー株式会社CSO(チーフストラテジーオフィサー)。

データサイエンティスト協会理事・スキル定義委員長。

東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程修了後、マッキンゼー入社。

4年半の勤務後、イェール大学脳神経科学プログラムに入学。

2001年春、学位取得(Ph.D.)。

ポスドクを経て2001年末マッキンゼー復帰に伴い帰国。

2008年よりヤフー。

2012年7月よりCSO(現兼務)。

2016年春より慶応義塾大学SFCにてデータドリブン時代の基礎教養について教える。

2018年9月より現職。内閣府総合科学技術イノベーション会議(CSTI)基本計画専門調査会委員、官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)AI技術領域運営委員、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度検討会副座長なども務める