教育YouTuber/葉一▽初投稿は2012年!生徒・親だけでなく教員をも参考にする『授業動画』はスマホやPCさえあればもちろん無料。支持されるヒミツと指導法
スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも無料で授業が受けられる。
新型コロナによる一斉休校で、授業が受けられない状況が続いていた今年、世代を超えて話題となった『授業動画』。
投稿し続けているのは、葉一(はいち)。
初投稿からは実に8年以上…!
約3400本の動画の総再生回数は、なんと3億回(2020年11月現在)。
数学を専門としているが、中学は主要5教科に対応。
だがなぜ、そこまで支持されるのであろうか。
番組では例題を参考に成績アップに結びつく、葉一の指導法も判りやすく紹介。
動画の板書はホワイトボードに手書き、問題文の水平が2ミリでもズレると書き直す。
編集はせず、ミスをすると一から撮り直し。
…「ここに生徒がいるんです!」と、ハンディカメラに優しく触れる。
彼が授業するYouTubeは、学校・塾に続く新たな学習の「柱」になり得るのか?教育の常識を覆そうと奮闘する、古参YouTuberの知られざる姿とは
教育YouTuber/葉一(はいち)
1985年生まれの35歳。東京学芸大学卒後、教材の営業マン、塾講師を経験。
「無料で授業が受けられるコンテンツを作りたい」という思いから、2012年6月1日にユーチューブチャンネル「とある男が授業をしてみた」を開設。
丁寧な板書とわかりやすい言葉運び、兄貴的なキャラクターで人気を博す。
YouTuberとしては2020年7月にチャンネル登録者100万人を突破。
授業動画以外に、学生や保護者の悩みに応える動画も配信。
保護者からも信頼の声が寄せられる。
生粋のゲーム好きで、3台のスマホを併用してネットゲームをプレイすることも。
群馬県高崎市在住。
妻と2人の息子、ハムスターの“おもち"と暮らす。