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3年前の大学生一気飲み死亡事件。「自己責任」とされる中、父が辿(たど)った真相には空気を読み誰も声を上げられなかった集団心理の怖さ、救えたはずの無念の死があった

3年前、大学のサークルの飲み会によって、20歳の学生が亡くなった。

 

なぜ息子は死ぬまで飲んだのか。「自己責任」とされる中、父は真相を確かめようと、現場にいた学生達への聞き取りを始めた。

 

見えてきたのは、周りにあおられ一気飲みを断れない空気、そして息子の命の危険を感じながらも、空気を読み、責任逃れし、誰も助けようとしなかった集団心理の怖さだった。

 

“救えたはずの命”、無念の死と向き合い続ける日々を追った。