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写真家/中野正貴▽誰もいない東京の街…見る者の想像力を掻き立てる写真は2020年、コロナウイルスによって現実に。この夏、新たに切ったシャッターに写し出されたもの

 



独自の視点から東京を撮り続けて、約30年。

 

写真家・中野正貴の名を一躍有名にしたのは、2001年に発表された『TOKYO NOBODY』。

 

その写真には、誰も見たことのない東京の姿があったーー誰もいない東京の街。

 

2020年、「写真には不思議な力がある、何故か予言の書のようになってしまった」と語る中野。

 

この夏、猛暑が続く中、汗だくになりシャッターを切る…

 

「この中に風景を閉じ込める。」その瞬間とは。

 

 

 

 

 

 



プロフィール


写真家/中野正貴

 

 

 

 

1955年、福岡県生まれ。東京在住。 1979年、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業。写真家、秋元茂に師事。 1980年、独立。雑誌表紙、各種広告撮影を手掛ける。 2001年、写真集「TOKYO NOBODY」で日本写真協会賞新人賞を受賞。 2005年、写真集「東京窓景」で第30回木村伊兵衛写真賞を受賞。
 

2008年、「MY LOST AMERICA」でさがみはら写真賞を受賞。 2019年、東京都写真美術館で大型写真展「東京」を開催。