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メインテーマ:Brave Arrow
エンディングテーマ:焚き火
吉川晃司
配信限定シングル
発売日:2020年6月16日
発売元:ワーナーミュージック・ジャパン

 

音楽
ワンミュージック

演出・プロデュース
木村弥寿彦 (カンテレ)

 

 

 

 

 

 

 

 

「横溝正史の名作復活悪夢に憑かれた女の謎消えた死体」

 

 

 

 

淫蕩な生活を送る美女が、バラバラ死体の幻想に取り憑かれた。

 

働くこともできず強い酒を呷ってばかりいたが、酒場仲間の血だらけの姿まで幻視するようになる。

 

ある夜、金銭をちらつかせる謎の外国人に目隠しをされてついていくと、奇妙な香がたかれた部屋で幻影どおりの死体を目撃するが―!?“金田一耕助”シリーズに並ぶ名探偵“由利麟太郎”シリーズ、待望の復刊!表題作ほか「首吊り船」「幽霊騎手」の全3篇を収録。
 

 

 

吉川晃司 志尊淳 田辺誠一


祇園のクラブでホステスとして働く吉岡エマ(水上京香)は、近ごろえたいの知れない“黒い影"に襲われる悪夢に悩まされていた。

 

店にいるときも部屋で休んでいるときも、恋人の五月翔太(赤楚衛二)の腕の中にいるときでさえも、黒い影は突如目の前に現れ、エマを恐怖に陥れていた。

 

心をむしばまれたエマは、天井から切り落とされた女の腕が落ちてくる幻覚まで見るように。

 

五月はそんなエマを心配するが、一方で同じホステスの神崎美沙子(柳ゆり菜)は、気味が悪いとエマを激しく敵視する。  

 

その頃、学生時代の旧友でミステリー同好会の仲間だった井出圭一(尾上寛之)と会っていた三津木俊助(志尊淳)は、道端で放心状態のエマに遭遇する。

 

井出が店の常連客だと知ったエマは、突然「女性の死体を見た」と言い出し、聞けば、ドラマのオーディションで連れていかれた洋館で、バスタブの中で死んでいる美沙子を見たという。

 

しかし、日ごろから幻覚に悩まされていたエマは、それが現実だという確証が持てない。 

 

 真相を確かめるべく由利麟太郎(吉川晃司)に助けを求めた俊助は、早速洋館の場所を突き止めるが、そこには死体どころか殺人が行われた痕跡も見当たらない。

 

さらに翌日には美沙子が店に来たとママの梶原絹江(山口香緒里)が証言。

 

やはりエマの幻覚だったのかーー。

 

そう思った矢先、エマが見たという凄惨(せいさん)な光景、洋館のバスタブから美沙子の死体が発見される…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1話

 

2020/6/16放送

 

https://www.ktv.jp/yuri/story/01.html

 

由利麟太郎(吉川晃司)は、元捜査一課長の経歴を持つ名探偵。頭脳明晰(めいせき)で「警視庁にその人あり」と言われるほど優秀な人物だったが、ある事件をきっかけに退職。現在では、学生時代を過ごした京都に住まいを移し、骨董(こっとう)品屋を営む波田聡美(どんぐり)が家主となる部屋を拠点にしている。また、由利を「先生」と呼んで慕うミステリー作家志望の三津木俊助(志尊淳)を助手に従え、犯罪心理学者として活躍している一方で、警察からの依頼を受け、事件の捜査を手伝っている。

そんな由利のもとに、ある日“花髑髏”と名乗る人物から殺人予告のメールが届く。「挑戦状だ!」と息巻く俊助とともに、早速、指定された場所へ向かった由利は、そこで血が滴る冷凍庫を発見。中には、遺伝子研究者として知られる日下瑛造(中村育二)の養女・日下瑠璃子(新川優愛)が全身を縛られ、血を流した状態で閉じ込められていた。瑠璃子にまだ息があることを確認した由利は、救急車を呼び、冷凍庫の持ち主である日下の屋敷へと急ぐ。そして、由利の旧友でもある京都府警の等々力警部(田辺誠一)と合流し、俊助が人影を見たという2階へ駆け上がると、瑛造の息子・瑛一(長田成哉)の部屋と思われる一室で、致死量に達するほどの大量の血が付着したダウンコートを発見。
さらに研究室では、日下が胸に短刀を突き立てられ、無残な姿で見つかる。由利は、遺体の傍らに不気味に置かれた、血で真っ赤に染まった頭蓋骨が気になり——。