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心臓血管外科医/澤芳樹▽「心臓病患者は、ほぼ心不全で亡くなる」移植もしくは人工心臓でしか治せない疾患を“心臓そのものの力"で機能回復させる世界初の治療法に挑む!

「心臓病を、心臓そのものの力で機能回復させる」

世界初の画期的な治療法に挑戦してきた心臓血管外科医、澤芳樹












2007年に重症心不全の患者に患者自身の筋肉から培養した世界初の心筋細胞シートの手術を行い、2016年には保険適用に。

去年は、さらに普及しやすい治療法「細胞スプレー法」の治験を開始。

そして今、心筋細胞シートを進化させた画期的な治療法の治験を目指している。

強い意志を貫き、闘い続ける日々を追う!


プロフィール
心臓血管外科医/澤芳樹
1980年3月大阪大学医学部卒業、同大医学部第一外科入局。
1989年ドイツのMax-Planck研究所心臓生理学部門、心臓外科部門に3年間留学。
2006年、大阪大学心臓血管・呼吸器外科教授および大阪大学医学部附属病院未来医療センターのセンター長に就任。
心筋細胞シートによる治療法を開発する。
現在、大阪大学大学院医学系研究科心臓血管外科教授、日本再生医療学会理事長。
64歳。