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息子一家を奪われた宮澤節子さん(88)。去年警察から事件現場である自宅の取り壊しを打診されたことをきっかけに、これまで目を背けてきた家族の死に向き合い始めた。

息子一家4人を奪われた宮澤節子さん(88)はこれまで家族の死を受け止められず過去を振り返ることを避けてきた。

しかし去年、その日々を揺るがす出来事が。

警察から老朽化などを理由に事件現場である自宅の取り壊しを打診されたのだ。

さらに警察が証拠として保管してきた遺品の返却も始まった。

事件から20年目となる中で家族の死に向き合うことを迫られた節子さん。

癒えることのない深い悲しみの先に何を見出すのか。