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人気のゆるキャラが次々登場。大島美幸となわとび対決!主人公は着ぐるみ製作会社の社長。海外からも受注するなど人気。一方で基本は残業や休日出勤なし。働き方改革で注目

逆転の舞台は宮崎市にある着ぐるみの製作会社。

次々と人気キャラクターをてがけ、海外15か国からの注文も舞い込む。

“女性を輝かせる職場゜として国から表彰されるなどワークライフバランスの取り組みでも注目されている。

社長の加納ひろみさんはかつてシングルマザーとして仕事と家庭の両立に苦しんだ。

その体験が経営者としての原点だと気づき、残業続きの職場を大胆に改革。

労働時間が減っても生産性が落ちなかった理由は?





















KIGURUMI.BIZ 世界中の着ぐるみ制作会社



https://kigurumi.biz



良い仕事をしてもらうために、働きやすい職場を作っただけ!
今世界が注目する「着ぐるみの母」は、こうして温かい会社を作り上げた。

◆世界中からオーダーが舞い込む宮崎郊外の小さな工場
唐ワンくん、コアックマ――世界に拡がるご当地ゆるキャラ。そのブームを支えているのが「キグルミビズ」だ。
キグルミビズは今や東南アジア、欧州、米国から顧客が訪れる小さな世界企業。2018年には台湾に連絡事務所を開設した。SNSをフル活用した情報発信等で、「顧客を探すのではなく、顧客から見つけてもらう」事業展開に成功している。

◆クオリティを作り出しているのは女性従業員たち
同社の従業員は全て女性。介護、育児、シングルマザー……それぞれに事情を抱えながら、しかし仕事に対してはプライドを持つ彼女たちが作り出すからこそ、高品質の、温かさを持つ着ぐるみが生まれる。著者は事業を始めて以降、彼女たちの働く環境をどうすべきか悩み続けた。そしてたどり着いたのが、「人を幸せにする着ぐるみは、幸せな工場からしか生まれない」という信念と、「どんなに大変でも働く人がやめなくていい職場が正しい工場である。正しい製品は正しい工場からしか生まれない」という理念。それを反映したのが、定刻も残業も休日出勤もなし、育休・産休なども当たり前という、一律に管理しない労務管理のあり方だ。
そしていま、キグルミビズは、2018年3月に経済産業大臣表彰「新・ダイバーシティ経営企業100選」を受賞するなど、働き方改革の先進モデル企業としても注目されている。
本書は、マスコミ取材が殺到し、講演に引っ張りだこでまさに「時の人」となった著者が、その哲学と実践を、実際の着ぐるみづくりとともにやさしく語る。

目次

造形屋のおかみになりました(ステージクルー
営業2人旅 ほか)
私の歩いてきた道(離婚
シングルマザー ほか)
変わり続けていく(法人成り
残業 ほか)
幸せな着ぐるみ工場から海外へ(海を越える
ショッキングなニュース ほか)