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土曜プレミアム・ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル



2019年10月12日(土)
21時00分~23時10分

誰にも言えない



脚本:酒巻浩史
演出:星野和成
出演:鈴木保奈美 他

戸田美奈子(とだ・みなこ)は、久しぶりに母校である小学校に担任教師として戻ってきた。
受け持つのは3年1組。美奈子が小学生だったころから、この学校では不思議な現象がよく起こっており、当時から特にそのウワサが絶えなかったのが、美奈子が担任となった3年1組の教室だった。
美奈子が教師として戻ってからも、掃除用具入れの扉が突然開いたり、教壇に置かれた花瓶が突然割れたりと、不思議な現象が続く3年1組の教室。
ある日の放課後、美奈子は生徒の佐藤(斎藤汰鷹)から、不思議な現象について、「見えてるんでしょ?先生も」と問われるが、相手にしない。
しばらくして、佐藤は父親の仕事の都合で転校するが、教室内で起こる不思議な現象は続いている。
「私には(不思議な現象の)原因が分かっている」と心の中で語る美奈子。その視線の先には、想像もし得ない物体が・・・。

机と海



脚本:酒巻浩史
演出:森脇智延
出演:松本穂香、足立梨花 他

結婚式場でウェディングプランナーとして働く田中真佐美(松本穂香)は、念願の一人暮らしに心弾ませながら、職場の先輩・川島有希(足立梨花)に引っ越し作業を手伝ってもらっている。

新居の家具は、真佐美がリサイクルショップをまわってそろえたお気に入りのものばかり。

特に、机は一目ぼれして購入したもので、有希にも部屋の雰囲気と合っているとほめられた。

引っ越し初日の深夜、ガタガタっと物音がして驚く真佐美。

音がした方を見ても机があるだけで気にも留めなかった。

しかし、その後も金縛りにあったり、父が突然、原因不明の体調不良で入院したりと、真佐美の身の回りに不幸が立て続けに起こる。

真佐美に相談を受けた有希は、ある女性を紹介する。

その女性は、真佐美が最近、机を買ったことをズバリと言い当て、深夜3時に九十九里浜の砂浜で机を燃やさないと真佐美の命にかかわると真剣に語る。

女性の助言通りに、軽トラをレンタルし九十九里浜に向かう真佐美だったが・・・。

汲怨のまなざし



脚本:三宅隆太
演出:森脇智延
出演:佐藤 健 他

宮崎孝史(佐藤健)は、妻・あすか(阿部純子)、息子・サトシ(森優理斗)と共に平凡ながらも幸せに暮らしている。

孝史が公園でサトシと一緒に遊んでいると不気味な女を見かける。

孝史は、その女についてあまり気にしていなかったが、その後も仕事帰りの道や、出勤時のバスの車内でも、その不気味な女を見かけるようになる。

そして、ある晩、ベッドで背中に何かがピタリと張り付いてくるような気配を感じる孝史。

妻のあすかかとも思ったが、あすかは目の前にいる・・・。

おそるおそる孝史が背後を振り返ると、そこには血のような眼を持つ不気味な女が!

孝史を恐怖に突き落とす女の意外な正体とは果たして!?

赤い執着



脚本:穂科エミ
演出:下畠優太
出演:中条あやみ、粟野咲莉、昴生(ミキ)、泉澤祐希 他

宮岡真衣(中条あやみ)は、半年前に事故で両親を亡くし、幼い妹の宮岡彩花(粟野咲莉)と生活していた。

生計を立てるため、大学も辞め、休みなく働く真衣は、ある日、仕事からの帰路に自分の住む団地のエレベーターから出ると、何か気配を感じた。

団地の下を見ると、全身真っ赤な女がこちらを見上げている。

最初は、同じ団地の住人だろうと思った真衣は、バイト先の居酒屋の常連客・吉岡(昴生)にも笑い話のように話し、普通に生活をしていた。

しかし徐々に違和感を覚え、吉岡の職場の後輩・大谷(泉澤祐希)から突然「最近、何かおかしなこと、なかったですか?」と聞かれる。

そして、この赤い女によって、身の毛もよだつような恐怖が真衣に襲いかかる…!

肩の女



脚本:酒巻浩史
脚本協力:鶴田法男
演出:森脇智延
出演:佐々木蔵之介、佐野勇斗 他

脱サラをし10年越しの夢だったラーメン店をオープンさせた氷川武彦(佐々木蔵之介)。

念願だったラーメン店をオープンさせたものの、客足がさっぱりなことに悩む氷川。

氷川は、場所も味も悪くないはずなのに、客が全く来ない理由に何となく気づいていた。

それは一緒に働いているアルバイトの立花恵介(佐野勇斗)の肩に、上半身だけの女が絡みついていること。

上半身だけの女が取り付いた恵介を辞めさせれば、店に客が来るのではと考える氷川だったが、明るく人の良い恵介をクビにすることをためらう。

そこで、氷川は恵介の肩を塩で清めようとするがうまくいかない、すると今度は店内に下半身だけの女が現れる。

氷川が意を決して上半身だけの女、下半身だけの女、それぞれに塩を投げつけると彼女たちは姿を消し、その後、店は満員になるほど繁盛する。

しかし、氷川が久しぶりの忙しさに心地よい疲労感を感じながらベッドに入ると、下半身だけの女が現れ・・・。