振り込め詐欺に手を染める若者たちの姿と被害者の苦悩をドラマとドキュメントで描く。「格差社会ニッポン」が生み出した「詐欺の子」とは!?

一人暮らしの光代(桃井かおり)は、警察のオトリ捜査に協力、14歳の「受け子」の和人(渡邉蒼)の逮捕に貢献する。

和人の取調べが進み、「見張り」の遠山(長村航希)も逮捕される。

様子を伺うため、裁判所に傍聴しにいく「かけ子」の大輔(中村蒼)。

するとそこに証人として光代が現れる。

光代は、以前振り込め詐欺にあっていた。

大輔は光代の証言を聞くうちに、金銭だけでなく、家族の絆が引き裂かれる被害者の苦悩を知る。