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“自分の考えたデザインを具体的に表現したい!”そんな人たちの為に必要な、包装紙、印刷、加工など、ディープな情報を分かりやすく伝える専門誌「デザインのひきだし」



発売する度に短期間で完売するといい、書店の平積みの中でも圧倒的な存在感を放っている。

この雑誌の編集長を務める津田淳子(44)が、今回の主人公だ。

神奈川県生まれの津田は、幼少期から「とにかく本を読め」という両親の元、たくさんの本を読んで過ごした。

大学卒業後、出版社で働いていたある時、カバーだけが気に入って買った小説にハマり、「紙が持つ力を思い知った」という。

その後、別の出版社に転職して「デザインのひきだし」を創刊。

取材を通して紙や印刷技術を知れば知るほど、その高い技術に魅了され今に至る。

カメラは、年3回出版する「デザインのひきだし」の制作現場に密着。

最新号の発売までに、約2カ月半かけて40~50社に上る取材を重ね、それぞれの現場で得た情報、そして感動を記事に落とし込む。

津田は、編集長でありながらも、自ら一冊の半分以上の記事を書き上げ、ユニークな表紙や付録の多さにも、彼女ならではのこだわりが詰まっている。

「こうしたら絶対面白い」と思うものを、限られた予算の中で作り上げる。

誰よりも紙を愛し、多くの人を濃密な紙の世界へと導く津田のセブンルールとは?