調弦や弾き方を考えるということや簡単に音どりをして簡単コードで合わせるということ以外では王道ですがカポタストの使用があります。
本当にいろいろなものがあってこれも使ってみるしかないでしょうね。
ただウクレレの場合は特にソプラノだとボディが小さい=ネックも短いためカポできる範囲がせばまります。
そんな事情もあるのでウクレレの場合は優先度として
①対応できる弾きやすいキーとコードにトランスポーズと最適化
②変則調弦の開発
③カポタスト
こんな順になります。
Lehoウケやカマカもそうですが特にテクニカルプレイヤー向けには通常よりも長いスケールのネックの仕様もあります。
こういうモデルでは普通にカポも使えますので長く使うことを考えるのであれば最初からロングスケールにしておくことも大事ですね。
先日ちょうど和楽器バンドの町屋さんが新しいSagoギターのレビューを出していましたのでチェックしてみてほしいのですが
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180614/09/gitarcla/bf/5f/j/o0640035914210765462.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180614/09/gitarcla/c6/57/j/o0638035814210765458.jpg?caw=800)
いわゆる低音側へのExtendedGuitarで6弦でありながら6弦開放は7弦と同じB音まで出ます。(ドロップDどころの話ではないんです。もちろん調弦の仕方によってはもっと可変させられます。)
ギターもウクレレよりは弦数は多いもののやはり6弦でも難しい響きの中では不自由が発生します。
7弦は確かに独特の響きが生まれますが大きく重たくなりがちで体への負担も増えてきます。
このギターは6弦ノーマルで対応可能な扱いやすい常用展開域にプラスマイナス5度(以上)の余裕を持たせているので特にキーが頻繁に切り替わる曲や曲ごとに異なるキーへの即座の変更と対応ができます。
カポタストをうまく使えるとその場で即興で合わせたりというのがすごく簡単にできるようになるのがわかると思います。
カポは考え方としてはルート音が変わった状態での開放ですがもちろん物理的には自然な開放ではないのでアコースティックの場合はどうしても響きが変わってしまうことに違和感を感じるときがあります。
そんな時に変則調弦という感じですかね。
こういうかなりおいしいメリットがあるので慣れてきたら移動ドの考え方ができるようになるといいですよという話でした(^_-)-☆