先日ご紹介した木嶋まゆさんのインタビュー第2段
MOSTLY CLASSICです。
とてもドラマティック、ドラスティックに展開するヴィターリのシャコンヌ。
実はオルガンを想定してかかれていたものだというのは大変に興味深いです。
オーケストラ盤もよかったですが
今度はオルガン伴奏でもひきたくなりました。
普段は髪はおろしてるんですね
- シャコンヌ/木嶋真優
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◎ヴァイオリン
木嶋真優
シャコンヌ
オクタヴィア・レコード
OVCL-003023,000円(税込)
文-谷口康雄◎本琵編集部
Mayu
Kishima
神戸市生まれ2000年のヴイエ二ヤフスキ国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門で最高位となり注目を集める。
05年にムステイスラフ・ロストロポーヴィチ指揮サンタ・チェチーリア管弦楽団をはじめロンドン交響楽団)、バイエルン放送交響楽団と共演。
ApRIL 2008 MOSTLY CLASSIC
言葉や技術ではなく、人に何かえる力とは何か。
豊麗なヴァイオリンの音色にたぎるような情熱をのせて'ニュアンスに富んだ濃密な音楽を奏でる注目の若手。
早くして海外で大舞台を経験し'共演者のひ,とりであるムスティスラフ・ロストロポーヴィチをして、その卓越した才能に最大限の賛辞を送らせている。
「ロストポーヴィチさんは晩年の数年間しか存じ上げませんが'若く'とてもエネルギッシュ。
言葉や技術ではな-'人に何かを伝える力とは何か。
舞台に出てきた瞬間から人を引きつけてしまう力とは何か。
そんなことを存在で示してくださいました」
昨年4月に没した巨星とは一昨年末の新日本フィルハーモニー交響楽団の公演で共演。
日本で最後の共演者となったが'その際もショスタコ-ヴィチとオイストラフの関係を引用しながら'
「現代の作曲家と一緒に仕事をすることで作曲というものを勉強しなさい。
そうすることで音楽がまた違った視点から見ることができると教えてくれました」
とロストロポーヴィチは最後まで〝愛弟子〟に愛情深く教えを授けていた。
貴重な言葉を胸に'今もドイツのケルンで名伯楽のザバール・ブロンの薫陶を受ける。
「ブロン先生はご自身もそうであるように'1つのことを決めたら'すべてを暖味にせず'すべての努力を注いで不可能と思えることも可能にすることができると教えてくださいます」
研鐙の日々を示す待望の初ソロ・アルバムは'ヴィタ-リの「シャコンヌ」をタイトルに掲げ、
舞台に出,てきた瞬間から人を引きつけてしまう力を持ちたい。
ストラヴィンスキー'チャイコフスキーへファリヤにヴィエニャフスキとバラエティー豊か。
「今の私を映す一枚としたかった」
という一枚は'演奏機会の少ない名作に新しい生命が吹き込まれて鮮やか。
みずみずしい感性が小さな音符の一つずつに光を当て'内に秘められた名状しがたい感興がヴァイオリンの響きから横溢する。
「シャコンヌはオルガンの伴奏を想定して書かれていますが'教会音楽の荘厳さに情熱的な表現を盛り込みました」
と木嶋。
民族色豊かな小品の数々は、
「交響曲など同じ作曲家のさまざまな作品をたくさん聴き'音楽の中に表現しようとした世界を探りました」
とどの作品にも並々ならぬ愛情が込められている。
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