リーディングの警告


ケイシー・リーディングの警告に耳を傾けよう。


「地球の変動との関連でいえば、これらは預言を通してばかりではなく、占星学の視点からも、高い地位にいる人々や集団の考えを通しても指摘されていることだ。
『時の完了』というべきものの中で、こうしたことが起こってきているのである。
だが、地球にキリストが到来し、天の父とのとりなしを人類にお与えになって以来、『神の報復』と呼びならわされているものの多-をくつがえす力がきている。

そこで、宇宙の法則に関する権威を与えられた人々の心が、恐るべき結末という考えに煽られるか、霊的覚醒の展開を予兆する事柄に煽られるかは、国々の情勢の中に今起こりつつあることが母なる地球の表面の状態と関係していることに気づいた、

この人に代表される人たちの活動にかかっているのである。
預言されていることについて、また地球でのこれらの変動を-つがえす行動をとってきたち今後もとるべき人々の活動については、多くの質問があるだろう。
先ず最初の前提がある。

罪が物質的な形をとった原因が何なのかを知りなさい。
そのようなことを起こすのが、神の目的だろうか?
それとも、表現を求めるこの力が表現をとり'横極力と消極力になったのだろうか?

1方の力を自覚してある方向をとることが消極的な力となりへ他が積極的な力となった。
そのようにも地球の物質界の中で展開する魂の経験の中に'ちょうどそれと同じ結果が出てきている。

人間の経験と自覚の1部になる1方のそれら記録の中にも、このような理解が多く暗示されている。

つまり'宇宙的、霊的、普遍的な法則が、人間経験の1部となりつつある。

これは、岩の中の記録にも示されていることだ。

かつてあったこと、今あること、今後起こることを霊的理解の中で解こうとする者たちに『しるし』として残そうとの試み、ピラミッドに暗示されていることである。

その解釈はいろいろあるが'問題なのは解釈する側の人間の意識である。
最初の前提に戻れば、解釈する人がどのような線をとっているのかに、それはかかっている。

悲観的な解釈か、楽観的な解釈か、積極的か、消極的かということだ。
消極的という意味は'地球と宇宙におけるその位置に関係して、魂がそこにどう働きかけるかを考慮せず、神のみ言葉へ約束、お働きをほとんど全く考慮に入れずに'世界がただ呪われているとする見方である。

主は、求道者を建設的な力に目覚めさせるものを、地上に現わされた。

同じことは'主の人間に対する道、お約束を求める者たちへの導き、しるしとして与えられている聖書の預言にもいえる。

個人の生涯と活動の中で、立てられたり与えられたりした誓いや約束についての解釈が、考慮されなければならない。

宇宙空間を通る地球の運行が、いわば預言された『時』と一つになる今の時期に起こることを、これらは示しているのである。そのようにして、魂は、創造主を探し求めてゆく中で、道であり'真理であり、光である主の中に、忍耐がかつても、今も、今後も表われ続けることを知る。

ふたたびいえば、しるしや兆しの解釈は個人的な経験となる。そして、この人のように、魂の誰もがへ同胞との関係の中でこうした活動を生きる機会を、特権を与えられているのだ。示されているものを満たし、成就し、解釈するにあたって、恐怖ではな-希望を、憎しみではな-平和を、破壊ではな-建設的なものを、人々の人生と心と胸の中に導き入れるような方法をとりなさい」(1602-5)


わたしたちは警告に耳を傾けているだろうか?

アトランティスの時代に示されたのと同じく、今の時代にも警告は発せられているのだ。


「それ以前、この人はアトランティスとして知られている地で教師をしており、その他の大洪水で滅びた人々のl人だった。
変動がやがてやって-るときに、この人はもう1度地上にいることになるだろう。当時の名をイシュタと呼び、この人は人を誤まり導いたことによって内に恐怖を作り出し、その生では退歩した。恐怖が人を遅らすのである」(105-2)


「その人は、紛争が起こりへその中で終わりが迫っているという警告が人々に発せられた頃のアトランティスにいた。多くの人が異国の地に旅立った時代である。だが、この人は居残りを選んだ。今生、その人の中に理由のわからない漠然たる恐怖感が潜んでいるのも、このためである。
示された警告をきかず、理由もな-ルールに反抗する立場に身をおくという恐怖心である」(2443-1)


「これらは警告であり'指導である。霊的にも、精神的にも、肉体的にも、あなたの理想を定めなさい。次にそれを応用し、神に受け入れていただけるよう自分を示しなさい.真理の言葉を正しく分かち、人を責めることから遠ざかり、逆境の中にあっても悲観的にならぬようにしなさい。このようにして'あなたは世の光であるあの神力との密なる歩みに目覚めるのだ」(5091-2)


「これまでも警告があったように、今、あなたの前に生と死、善と悪がおかれているのだ。あなた自身の魂の意志がそのいずれを選ぶかに、今後の魂の成長はかかっている」(288-6)