相変わらず食事は喉をなかなか通らない。ご飯はお茶なしでは呑み込めない。消化器系はまだ活発に活動していないようだ。
熱も37度台が続いている、だるい。
担当する看護師が朝食後に挨拶と血圧測定に来た。
まだ新人と思われる初々しさがある。
血圧測定するといつもより低い感じだったのでこのまま今日のリハビリテーションしてしまいましょうか。
ナイス提案!
リハビリテーション4日目は50m歩行後の血圧チェック、前日のリベンジ、合格する病棟内歩行、トイレへ一人で行ける権利を得られる。
合格、トイレに一人で行ける権利を得られた。
そして、一緒になって喜んでくれた看護師のファンになってしまう。
問題のある患者がいて看護師の人手不足感もいなめない状況なのでトイレのたびに看護師を呼んで車椅子でトイレまで運んでもらうことに申し訳なく思っていたので、そういうストレスからも解放された。
病棟内を散歩する、窓越しに外の風景を眺める、歩ける自由。
そして同じ病室の8日退院予定の高齢者と7日退院予定の後期高齢者の患者さんとも会話するようになった。
病室の前で話していたら、推しの看護師から注意を受ける、会話はカーテン越しでお願いします。
素直に「はい」と返事をしてベッドに戻る。
勤務終わりの最後に病室に挨拶に来てくれるところがまたいい。
また担当されたい。