今日は日本三大京のひとつ東京でTOCクラブ放課後セミナーでした。

ゴールドラット博士の後継者、ラミのセミナー。
忘れないようにメモを残しておこう。

どうやって不確実性に対応するか

マネジメントの誤り
①不確実性を恐れ厳密な予測でオペレーション
②対立を恐れ妥協を残したままオペレーション
③複雑性を恐れ部分最適なオペレーション


なぜ予測能力はあがらないのか?
三つの変化

1)
→消費者は自分の好みのモノをてにいれることにますます敏感になってきている
→ブランドや、小売店は幅広い品揃えをしようとする

品揃えが少なすぎるとたくさんのマネジメントの注力が必要、多すぎてもたくさんのマネジメントの注力が必要(スマイルカーブ)

最適な品揃えのポイントは本当に決められるのか?

2)
→消費者が待てる時間はどんどん短くなっている
→ブランドや、小売店はより在庫を持とうとする

在庫が少なすぎても、多すぎても

3)
→消費者は新たな商品を期待し、そのサイクルタイムはより短くなっている
→ブランドや、小売店は新製品の導入ペースをあげる

新製品の導入が短すぎても、長すぎても

まとめ
不確実性に確実性を押し付けると、歪みを生じさせることになる
・直近の数字作りのために、短期的な視点で意思決定することになる
月末症候群、部分最適
・対立の解消よりも目の前の目標値に合わせるため最適なポイントを議論する

予測はこれ以上正確にはなり得ない
リアリティーに合わせて反応する時間を短くする

ステップ
1.反応する時間、消費のパラツキ、ビジネスニーズに基づき戦略的にバッファを持つ
2.シグナルを読み取り、対応する時間をできるだけ短くする

流れの概念を取り入れる
作りすぎを防ぐ
部分最適をやめる
流れをバランスさせる

3.ミステリーを分析し解決する
想定された結果との違いを明らかにする→誤りを浮き彫りにする→新たな仮説を作る→新たな実験案を考える

不確実性に対応するには数字を決めるのではなくバッファを持って素早く対応すること