時代のつぶやき | 大鶴義丹 不思議の毎日

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大鶴義丹がつづる、芸能な日々と遊び。

たまには・・・ちょっと問題提起をと。


朝起きてニュースをいろいろとチェックしていると、某外資系旅館の、飲食店従業員さんの、「蹴玉&美女の、学生パパラッチ・ツイッター事件」が大騒ぎに。


結果、某外資系旅館の外人オーナーが公式謝罪するまでにと・・・・結構な大事件になっていて、反対に「学生パパラッチ」が、個人情報から写真まで特定されてしまっているという情報の惨劇に。


私、この件にかなり衝撃を受けました。


いよいよ、こんなことが起こる時代だと・・・。


これ、そうとうに怖い事件です。


★有名人にとって怖いということではありませんよ!!!!


よく考えると、この最大の被害者は誰だろうと・・・・。


デートをパパラッチされた御二人は可哀想ですが、まあ、この被害値は大きなものではないと、私個人としては思います(至極私見)。


このようなことは、実際に日々、週刊誌が同行動をスッパ抜くこともあり、職業的には対処可能な、想定範囲内のことでしょう。


この事件でお二人が生活や未来を失うことは100%ないでしょう。


この施設側はそれなりに、風評被害も含め、それなりに金銭的な被害を受けているでしょう。


とりあえず、ここを「定食屋さん」にしていた、あの某外資系高級旅館に多い特有の層は・・・・足が遠のきますよね。


だが、それでも、店が潰れることはないでしょう・・・・。


企業は、それ自体を守る「消防団」があるからです。


大勢の大人が知恵を出して全力で「火消し」をするでしょう。


当然、週刊誌や他のメディアも、パパラッチするにしても、法律の専門家を含め、大勢の大人が「消防団」を待機させながら、本気でやっています。


それでも場合によっては高額の名誉毀損のしっぺ返し払います。


だから、彼らはそれを覚悟して、プロとして活動しています。


有名人にしても同じで、その世界で活動するからには、程度の差こそあれ、ある程度の「消防団」を個々に持っています、または、周りが持たせています。


しかしそれでも、情報の世界で仕事をする有名人は、ともすれば、全てを霧散することを日々覚悟しています。


しかし、今回の「学生パパラッチ」は、そんな情報の戦場に、丸腰で援軍もなく飛び込んでしまいました。


「消防団」なぞいる訳がありません。


結果・・・写真や実名を含めた個人情報を自らパパラッチしてしまいました。


彼には「消防団」はいません。


私見ですが、今回の最大の被害者は、私はこの「学生パパラッチ」だと思えて仕方ありません。


きっと、女性誌や、バラエティー好きの普通の方でしょう。


確信に満ちた破壊的なパパラッチや、低俗な週刊誌のスタッフのような「捕食的」な精神の持ち主とは思えないのです。


ちょっと、ミーハーなだけのお調子者・・・・。


しかし、結果は・・・・、自らの身を血まみれにするような情報の惨劇に。


余談ですが、ツイッター、ブログ・・・・これらの情報発信ツールは、今となっては時速???キロが出る超高性能バイクのような物です。


私が大好きで、日々愛でている超高性能バイクも、まったくもって無責任なツールです。


アクセルをひねるだけで、時速???キロ(サーキットでの仮定)が出るのに、効果的な止まり方や、逃げ方は、マニュアルに書いてありません。


その速度が自分の肉体に、どんな惨劇を与えるかは明白なのに・・・。


ですが、バイク乗りは、仲間たちの協力も含め、止まり方や逃げ方を必至で研究します。


しかし情報発信ツールの使用者は、そこまでの覚悟や操作訓練をするとは思えません・・・・。


自転車に乗るくらいの覚悟でしょう。


それが時速???キロ出るとも知らずに・・・・。


自転車のつもりなのに、簡単に時速???キロが出てしまい・・・・。


バイクは見るからにして危なそうですが、携帯やパソコンは、どう見ても危ない雰囲気ないですからね・・・・。


でも、それは、時速???キロより、もっと怖い世界まですぐに連れて行ってくれるんですよね・・・・。


今回は、情報サーキットでの事故ですね。


なんか、「映画トロン」の電子世界でのデスレースを思い出しました。


TUKUBA


注意**「非常に危険なので、バイクを極度に傾斜させて転回したり、膝を意図的に路面に接触させてバランスをとるのはおやめください。」


こんなことが、バイクのマニュアルに書いてあったら笑う・・・・・。