映画 The Age of Stupid
http://www.t-joy.net/aos/
温暖化に関する警鐘ドキュメンタリー「The Age of Stupid」を観てきました。
凄い良く出来ています。「不都合な真実」よりも良いかも。
そして2050年あたりには、私たちがお陀仏だという流れにがっかりして・・・・落ち込んで帰ってきました。
しかし、どうすれば良いんでしょうね・・・・
映画の中で、運動家が、どんなにみんながエコしても、夏休みや出張で飛行機に乗って移動したら、それでエコ商品も何も、全てパーだと、悲壮感に笑っていました。
社会構造自体が地球のシステムと折り合いがつかなくなっていると。
そして、氷河がなくなっているという事実の映像がやばいです・・・。
映画では、エアコン強めの家族連れワゴン車は、危険な、違反二人乗りの自転車よりも、結果として、何倍も、後世に対して最悪の犯罪を犯しているという話でした。
「人間は目に見える脅威に対しては対処能力を発揮するが・・・タイムラグがある脅威に対しては無視する本能的な特性がある」
そんなことを、映画のなかで科学者が語っていました。
確かに私も、漠然としたトラブルは対処を後回しにすることが多いです・・・。
その代わりに、最後の最後になって・・・。
その「心当たり」に、気持ちが希望よりも諦めに傾くような、怖いドキュメンタリー映画でした。
といっても、シネコンに車で行って、家に帰って「湯船・43度・追い炊き」している私ですが。