リアル味 | 大鶴義丹 不思議の毎日

大鶴義丹 不思議の毎日

大鶴義丹がつづる、芸能な日々と遊び。

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先日に料理の取材でも使わせていただいた、恵比寿にある、現在日本最高峰と噂される、ミラノ料理「ダ・イーヴォ」のシェフの直筆の料理本。


このシェフ、すごい経歴です。


【14歳の時から料理修行を始め、15歳で料理学校対抗のコンテストで最年少にして賞を受ける。その後、イタリア内の四つ星、五つ星レストランを数々経験し、24歳にしてローマの名店「レストランテ・ラ・ブッソラ」でシェフを任されたほどの実力派 】


私たちの業界でも「イーヴォ」さんのファンが多く、キュイジーヌではない、本当のイタリアンを食べれる店です。


中毒になり、店に通いすぎてかなり太ったという女優さんが数人います(笑)


御本人から直接に料理の話を沢山聞かせて貰いましたが、日本での味付は、何一つ変えていないと言っていました。


実際に私、何度も食べていますが、美味しいは当たり前ですが、その味の向こうに、ちゃんと本国の味の「意味」を見せてくれると思います。


でかいピザ釜(重量4トン)も、イタリアから有名職人を呼んで作ったそうです。


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薪・リアル700度の炎で焼くピザも美味いです。


とにかく何を食べても、ああ、これがあの半島の太陽と海で育った方たちの味なんだなあ・・・・と。


味だけではない何かを楽しませてくれます。


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ご本人からプレゼントしていただいた本のサイン。


そして・・・・比べるのは失礼ですが私の新作「イカの生干し・しそ風味ペペロンチーノ」


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貰い物のかなり生な「イカの一夜干し」を使った、しそ風味のペペロンチーニ。


以前から「干物」を使ったパスタを作ってみたかったのですが、大成功。


干物の独特の発酵的な風味が、アンチョビのような役目を果たし、奥深い味わいです。


まあ、実を言うと、軽くパクリで、イタリアンでも、干したタラを柔らかく戻して使うトマトソースはあるのですが・・・