遙か南から帰ってきました。日本が寒くて驚き。
少し強引に作った休みなので、現実感のあるパソコンなども、わざと持って行かなかったのです。ホテルはLAN完備なので心は揺れましたが・・・・
しかし、今日からは、極寒の中で、二時間ドラマの撮影に入ります。この深夜も、明日に備えて軽く勉強中。本当は軽い時差ぼけ。
この一週間ほど何をしていたかというと、南の島、それもハワイなどという、超ベタベタパターンでした。
・・・お正月のハワイ・・・実は10年振り。
ベタ過ぎて避けていましたが、しかし、行ってみると、やはり楽しいです。
究極の「熱海」だと思えば良いと思いました。温泉の代わりに南の海と空。
確かに、日本人観光客に特化し過ぎ、ベラベラと日本語を話す観光産業アメリカ人ばかり、少し気味が悪いときもあります。
でも、レンタカーでちょっとワイキキを離れれば、スーパーマーケットも、当たり前ですが、完全にアメリカそのもの。英語で話さないと何も始まりません。
南に来たら当然ですが、潜らない訳がありません。今回も20キロ以上もする重い潜水器材を持ってきました。
そこでワイキキ沖、水深30メートルにある、沈没船を探検していました。
宝物を探してみましたが、あるわけもなく。ちなみにこのハワイ最大の沈没船は、太平洋戦争時のオイルの補給船みたいです。
ちょっと幽霊を心配しましたが、近くに有名な観光潜水艦ノーチラスも来るようなので、呪うならそちらをお願いします。
すると船の船長の魂が乗り移っているモンスターに遭遇。リメンバーパールハーバーと言われたような。
しかし、寝ていたみたいです。物凄く大きいので、本気で噛みつかれたら死にます。
無茶苦茶に可愛いです。アメリカでは、こういう動物がとても大事にされている(当然ですが接触禁止)ので、ダイバーたちを恐れません。
寝ていた目を開けて、「またお前らか・・・うるさいなあ・・・」くらいの感じでした。
そしてこれは別日の洞窟探検の前。あの有名な観光地、ワイメア湾の沖の岸壁沿いです。火山でできたハワイは、地形もダイナミックです。
これは水深25メートルの海底洞窟を探検しています。
カバーン(洞窟)とも言われるオーバーヘッド環境は、常に危険と隣り合わせで、ちょっとしたミスも、観光ダイビングでは済まない結果になります。
遊びですが、バイクのサーキット同様、真剣にいかないといけません。
今回は、ワイキキ近くの有名なダイビングショップに、紹介で、単独、飛び込み参加でした。
BREEZE HAWAII さん、お世話になりました。これからもハワイ潜り、長いお付き合いをしたいと思います。
てな感じのお正月でしたが、今日からは頑張って、寒空の下、役者道に励みたいと思います。
早朝から川崎の岸壁で、二時間ドラマ「真骨頂」のシーンです。罪の告白はしませんが。