皆様、年末忙しくしているでしょうか・・・私は忘年会続きでヘロヘロです。
前回、娘自身の希望で、ブログ登場&発言をさせて頂きました。前に、とある雑誌で書いたエッセイで、こんなことがあります。
「不思議なモノで、私たちのような職種は、本心では人一倍ライバル意識が強いのですが(それが夫婦間や兄弟であれ・・)、しかし、子供というものは、自分を軽々と飛び越していくのならば、それほどの快感はないものです」
娘は母親の影響か、ミュージカル女優を本気で目指しているようです。
そのせいか、バレエの稽古だけは、体調が悪くても、雨でも雪でも、絶対にサボったりせず、反対に親の身勝手な予定のために、今日は、バレエを休んだら・・・?? と言っても絶対に休みません。
彼女の夢と現実がどう重なっていくのかは、少なくとも、20年間、芸事だけで、良いときも悪いときも、痛いときも、何としても、芸事しかしたことのない私の経験からも、未知です。
芸事の世界は、冷たく、同時に最高に暖かい、方程式の通じない、意地の悪い、刃渡りのようなものです。
でもいつの日か、娘が、彼女自身の力で、私や母親を、軽々と飛び越してゆく日がくるのなら、きっと・・・良くも悪くも、芸事に関わり続けた意味と価値を、初めて感じられるのかもしれません。
不思議なモノです。自分にしか関心のないようなところが多々ある生物なのですが、娘の芸の肥やしとなるのだけは、全く怖くありません。。。。
まあ、当たり前のことなのかもしれませんが。娘に対する、喜ばしいコメントに触れ、こんな事を思いました。