今日から「温G」の最終話の収録が開始です。四日間で最終週の56話~60話を収録します。
色々と迷いながらも、体力だけで突き進んだ四ヶ月間でしたが、最終場面に来ると、意外と晴れ晴れしい気持ちになっているのが、自分でも不思議な感じです。
数日後には、もう、この世界とも否応なしに離別し、次の一歩を始めなければなりません。
真夏を飛び越え、寒い朝で始まったこの週。何だったんだろう・・・・。
ふと、「温G」だらけだった、二つの季節、この四ヶ月を思い返します。
「今回は久々に特別だった・・・・」
物語の世界観は当然ながら、それ以上に、「楽屋うけ」でしかないのかもしれませんが、役者仲間たちの人間味が素晴らしかったです。
制作側としては、そんなことは「邪魔」なだけかもしれませんが、気持ちを主食でしか生きられない「生物」である私たちには、物語以上に大事なことなんです。
たぶん、こういう気持ちは、役者の仕事であろうと、他の仕事であろうと、人が、何年かに一度、何かのきっかけになる季節を過ごしたときに、誰もが感じる想いなのかもしれません。
とまあ、感傷的な朝ですが、反対に元気が溢れ出ているような気もします。
それでは「温G」最終週。とうとう、私の中で始まりです。
全動力機関、及び、全集中機能、起動。