48時間近くつけられていた点滴が今朝になってようやくはずされる。点滴を英語で何というのか今まで知らなかったが、点滴静脈注射のことをsaline(英和辞書には、生理食塩水とある)と病院スタッフやスリランカ人同僚がそう呼んでいた。

大ボスMと同僚Gが仮設住宅の開所式の行きがけに見舞いに来てくれた。そういえば、病院に来る日に、その下見に自分は行ったのだということを思い出す。数日前なのに、遠い昔のようだ。

担当医師が昼過ぎにやってきて、「特に問題がないので、今晩退院しましょう」ということになった。今日になって食欲も回復してきた。飲み薬だけ続けて服用することになった。日本大使館に勤める友人K君が退院前に病院に来てくれて、いろいろ助言をもらう。

同僚が車で迎えに来てくれて退院する。入院費用は計約3万円だった(後日、会社の加入している保険で払い戻しされる)が、持ち合わせが足りず、退院手続きを手伝いに来てくれたスリランカ人同僚たちに立替えてもらった。頭が下がる。そのまま家まで送ってもらい、夜7時前に帰宅する。

彼らが帰ると、どっと疲れが出て、ソファに寝転ぶ。ちょっとしてから、下痢まみれで異臭を放っていた洗濯物の中から洗濯できるものだけを洗濯機の中につっこむ。見舞いに来てくれた人々に退院のお知らせをSMSして、横になっていると、Kalutara事務所のスタッフPから、今日の開所式は、大成功だったと電話がかかってきた。

退院時に迎えに来てくれた別のスタッフから、知事や大臣も参加し、うまくいったことは聞いていたのだけれど、「ほうほう」と初耳のように応答する。最後に、「それでも一つだけうまくいかなかったことがある」と他のスタッフから聞いていなかったことをスタッフPが口にするので、心配になって「何があったんや」と聞いてみると、「Gitanが今日の式典に出られなかった」と真剣に答える。そこまで自分のことを慕ってくれているのかと思うと嬉しかったし、式に出られなかったことを改めて悔いた。