夜中の2時に空港から帰宅。疲れが取れずヨレヨレになりながら、9時半ごろ出勤すると、皆が歓迎してくれた。R親方と水まわり担当のS嬢に軽く休暇中の出来事を聞いた後、Cチーフに挨拶する。「日本は台風が来ていたから、帰って来られないんじゃないかと心配したよ」と第一声。気にかけてもらってうれしい。

立ち話をしていると、Cチーフから「じゃあ、行くぞ」とNGO団体Wとの会合に連れ出される。以前からパートナーシップを進めてきており、今回、Water/Sanitation プロジェクトの合意に至り、調印式が設定された。500千ドル(約5千5百万円)の契約で、自分も立会人(?)としてサインすることに。この場になって、聞いてへんとも言えず、示された場所にたどたどしくサインする(後で気がついたが、メールで今回の件は回っていた)。

帰り道、Cチーフは上機嫌で、ジュネーブ本部(スイス)によい報告ができると話していた。どうやら、今回のパートナーシップは小手調べで、今後一億円規模のプロジェクトを動かしていく予定とのこと。どんどん責任がついてくる。

Cチーフが「それで、(職場に留まるかどうかについて)どういう決断をしたのか」と尋ねてきた。「Cチーフの申し出を受け取りたいと思います」と答えると「そうか、そうか」ととても喜んでいるようだった。これでよかったのかなと思いつつ、山のようになった書類やメールを片付け始める。が、頭痛が治まらず早めに帰宅して就寝。