朝から事務所内を行ったり来たり。気分転換にと昼食を外で食べようと外出すると、途中でスリランカ人の会計担当のF君と一緒になる。どこに行くのか聞いてみると、昼食時間を利用してムスクに礼拝に行くとのこと。興味深いので、ついて行くことにする。バスに10分ほど乗って、降りたバス停の近くでカレーをたいらげ、ムスクに到着。

少し中をのぞいてみたが、真剣に祈る人々を目にしたので、外で待つことにする。しばらくするとF君が出てきて、一緒に職場に戻る。平日は毎日礼拝に来ているらしい。つまらなかったのでは?と心配されるが、普段と違うことが見られて満足したと伝える。本当にそう思った。

夕方近くになって、急遽、集合するようにと大ボスから連絡が入る。何や何や?と騒いでいると、大ボスから異動の告知。数年前にスリランカ事務所を立ち上げた方なので、現地職員の思いいれも一入。職場全体が静まり返る。大方の予想では、Cチーフが後任者とのことらしい。

早めに切り上げて、プールで泳ぐ。帰宅して居間でくつろいでいると、同居人のD”君と仕事の話になる。「僕らは現場で感謝されることも多いけど、資材調達班はうまくいって当たり前で、普段はクレームばかりきて大変では?」と聞いてみると、よくぞ言ってくれたとばかりに喜んでくれた。見えないところで、皆苦労しているんやなあと思った。