津波から半年近くたつが、まだまだテント暮らしの被災者はたくさんいる(写真)。仮設住宅の数が足りない以外にも、避難所を離れたくない、(仮設住宅ではなく)恒久住宅が支給されるまで待つといった理由である。

その避難所のいくつかで、若者がヘロインなどのドラッグに手を出している。国内では禁じられているものの、お金を出せば誰でも町中で手軽に入手できるらしい。彼らは、深刻な被害を直視できない、仕事を見つけられないといった現実から逃れるためにドラッグを始めたのだろうが、副作用によりけんかを引き起こしたり、新たなドラッグを入手するために近隣の洗濯物や家具を盗んでお金を用意したりするなど、避難所運営の大問題となっている。

A先輩、Aさんの日本人3人で韓国料理を食べに行く。日本語で話せる分、気楽であるはずが、外交官っぽいノリに少し気後れしてしまう。今日こそ、泳ごうと思っていたのに、仕事が立て込んで、行けずじまいであった。